読書
小坂流加の『余命10年』を読んだ。2007年に文芸社より刊行された長編小説だ。2017年には闘病シーンが大幅に加筆・修正された文庫版が刊行された。2022年には小松菜奈と坂口健太郎の主演だ映画が公開され、2023/10/20にテレビ放送された。これで録画をようや…
山本周五郎の『季節の毎街』を読んだ。1962年に文藝春秋より刊行された、長編小説(連作短編集?)だ。読んだのは青空文庫版である。2023年版のドラマがDisny+で配信されているのを見かけ、調べたら企画・脚本・監督が宮藤官九郎なのできっと面白いに違いな…
米澤穂信の『黒牢城』を読んだ。2021年に角川書店より刊行され、第12回山田風太郎賞(2021)、第166回直木三十五賞(2022)、その他ミステリー関連の賞を総なめした、長編時代ミステリー小説だ。以下の概要はAmazonより引用: 本能寺の変より四年前、天正六年の…
東野圭吾の『レイクサイド』を読んだ。2002年に実業之日本社より刊行された長編ミステリー小説で、2005年に映画「レイクサイド マーダーケース」とし公開された。以下の概要はAmazonより引用: 妻は言った。「あたしが殺したのよ」―湖畔の別荘には、夫の愛人…
カズオ・イシグロの『日の名残り』を読んだ。1989年刊行の長編小説で、日本では1990年に中央公論社より日本語訳が発行された。以下の概要はAmazonより引用: 短い旅に出た老執事が、美しい田園風景のなか古き佳き時代を回想する。長年仕えた卿への敬慕、執事…
水上勉の『雁の寺』を読んだ。1961年に別冊文藝春秋に掲載され、同年第45回直木賞を受賞した小説で、第一部の「雁の寺」に続く「雁の村」、「雁の森」、「雁の死」を加筆して文庫として1974年に出版された。映画化(1962、若尾文子)やテレビドラマ化(1989、か…
小林泰三の『玩具修理者』を読んだ。1996年に角川文庫より刊行され、発行前に第2回(1995年)日本ホラー小説大賞短編賞を受賞した短編小説集だ。表題作の「玩具修理者」と「酔歩する男」の2篇が収録されている。「玩具修理者」は2002年に映画化(田中麗奈・忍…
薬丸岳の『誓約』を読んだ。2015年に幻冬舎より刊行された長編ミステリー小説だ。以下の概要は幻冬舎の書籍ページより引用: 一度罪を犯したら、人はやり直すことはできないのだろうかーー。罪とは何か、償いとは何かを問いかける究極の長編ミステリー。 捨…
村上春樹のの『街とその不確かな壁』を読んだ。2023年4月に新潮社より刊行された長編小説だ。 以下の概要はAmazonより引用: 村上春樹、6年ぶりの最新長編1200枚、待望の刊行! その街に行かなくてはならない。なにがあろうと――〈古い夢〉が奥まった書庫で…
岡嶋二人の『クラインの壺』を読んだ。1989年に新潮社より刊行された長編ミステリー小説だ。以下の概要はAmazonより: ゲームブックの原作募集に応募したことがきっかけでヴァーチャルリアリティ・システム『クライン2』の制作に関わることになった青年、上…
米澤穂信の『折れた竜骨』を読んだ。2010年に東京創元社より刊行された本格推理小説で、2011年に第64回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞した。以下はAmazonより: ロンドンから出帆し、波高き北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島…
青山文平の『つまをめとらば』を読んだ。2015年に文藝春秋より刊行され、第154回(2016年)直木賞を受賞した短編の時代小説集で、「ひともうらやむ」、「つゆかせぎ」、「乳付(ちつけ)」、「ひと夏」、「逢対(あいたい)」、「つまをめとらば」の6篇が収…
宮部みゆきの『レベル7』を読んだ。1990年に新潮社より刊行された長編サスペンス小説だ。1994年(浅野ゆう子、風間トオル)と2012年(玉木宏、杏)にドラマが放送されたらしいが、多分どちらも観ていないと思う。以下はAmazonより: レベル7まで行ったら戻…
竹本健治の『涙香迷宮』を読んだ。2016年に講談社より刊行された長編ミステリ小説だ。「このミステリーがすごい!」2017年国内編1位、第17回本格ミステリ大賞を受賞している。以下はAmazonより: 明治の傑物・黒岩涙香が残した最高難度の暗号に挑むのはIQ208…
奥田英朗の『最悪』を読んだ。1999年に講談社より刊行され、2000年の宝島社「このミステリーがすごい!」第7位入賞した長編小説だ。 以下の概要はAmazonより引用: 不況にあえぐ鉄工所社長の川谷は、近隣との軋轢や、取引先の無理な頼みに頭を抱えていた。銀…
角田光代の『対岸の彼女』を読んだ。2004年に文藝春秋より刊行され、第132回直木賞を受賞した長編小説だ。以下はAmazonより: いじめで群馬に転校してきた女子高生のアオちんは、ナナコと親友になった。専業主婦の小夜子はベンチャー企業の女社長・葵にスカ…
原田ひ香の『一橋桐子(76)の犯罪日記』を読んだ。2020年に徳間書店より刊行された長編小説で、2022年10月に松坂慶子主演でドラマがNHKで放送された。以下はAmazonより: 万引、偽札、闇金、詐欺、誘拐、殺人。どれが一番長く刑務所に入れるの?老親の面倒を見…
新海誠の『小説 すずめの戸締まり』を読んだ。2022年8月に角川文庫より刊行された長編小説だ。劇場版アニメ「すずめの戸締まり」は2022年11月に公開された。以下はAmazonより: 九州の静かな港町で叔母と暮らす17歳の少女、岩戸鈴芽。 ある日の登校中、美し…
桜庭一樹の『赤朽葉家の伝説』を読んだ。2006年に東京創元社より刊行され、第60回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門や第28回吉川英治文学新人賞を受賞した長編小説だ。以下はAmazonより: “辺境の人”に置き忘れられた幼子。この子は村の若夫婦に引き…
江戸川乱歩の『魔術師』を読んだ。1930(昭和5)年7月から「講談倶楽部」に掲載された明智小五郎シリーズの長編推理小説だ。ちなみに読んだのは青空文庫版。以下はAmazonより: しばしの休養のため湖畔のホテルにやってきた明智小五郎は、大宝石商の娘・玉村…
筒井康隆の『旅のラゴス』を読んだ。1986年に徳間書店より刊行された長編小説だ。ジャンルとしてはSF小説なのだが、私としてはファンタジーのように感じられた。以下はAmazonより: 北から南へ、そして南から北へ。突然高度な文明を失った代償として、人びと…
佐々木譲の『廃墟に乞う』を読んだ。2009年に文藝春秋より刊行され、2010年第142回直木賞を受賞した、連作短編小説で、「オージー好みの村」、「廃墟に乞う」、「兄の想い」、「消えた娘」、「博労沢の殺人」、「復帰する朝」の6編が収録されている。以下はA…
村山由佳の『星々の舟』を読んだ。2003年に文藝春秋より刊行され、第129回直木賞を受賞した連作短編小説だ。「雪虫」、「子どもの神様」、「ひとりしずか」、「青葉闇」、「雲の澪」、「名の木散る」の6編と「あとがきにかえて」が収録されている。以下はAma…
原尞の『私が殺した少女』を読んだ。1989年に早川書房より刊行され第102回直木賞を受賞したハードボイルド小説だ。ファルコン賞や「このミステリーがすごい!」で1位を獲得している。私立探偵沢崎シリーズの第2弾だ(1弾は未読)。以下はAmazonより: まるで…
林真理子の『最終便に間に合えば』を読んだ。1985年に文藝春秋より刊行された短編集で、「最終便に間に合えば」、「エンジェルのペン」、「てるてる坊主」、「ワイン」、「京 都 ま で」の5編が収録されている。この内「最終便に間に合えば」と「京都まで」…
辻村深月の『ハケンアニメ!』を読んだ。2014年にマガジンハウスより刊行され、2015年の第12回本屋大賞の3位に選ばれた長編小説だ。2022年5月には吉岡里帆主演の映画が公開された。以下はAmazonより: 伝説の天才アニメ監督王子千晴が、9年ぶりに挑む『運命…
奥田英朗の『ララピポ』を読んだ。2005年に幻冬舎より刊行された。登場人物が少しずつ関わり合うオムニバス形式の短編小説集で、「WHAT A FOOL BELIEVES」、「GET UP,STAND UP」、「LIGHT MY FIRE」、「GIMMIE SHELTER」、「I SHALL BE RELEASED」、「GOOD V…
伊坂幸太郎の『AX』を読んだ。2017年にKADOKAWAより刊行された、『グラスホッパー』、『マリアビートル』に続く「殺し屋シリーズ」第3弾の連作短編小説で、「AX」、「Bee」、「Crayon」、「EXIT」、「FINE」の5編が収録されている。以下はAmazonより: 「…
米澤穂信の『愚者のエンドロール』を読んだ。2002年に角川スニーカー文庫より刊行された「〈古典部〉シリーズ」第2弾の長編推理小説だ。以下はAmazonより: 「折木さん、わたしとても気になります」文化祭に出展するクラス製作の自主映画を観て千反田えるが…
手塚治虫の『ブラック・ジャック』を原作とした瀬名秀明の『小説 ブラック・ジャック』を読んだ。2019年に誠文堂新光社より刊行された連作短編集で、「B・J vs. AI」、「命の贈りもの」、「ピノコ手術する」、「女将と少年」、「三人目の幸福」の5編が収録さ…