2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧
塩田武士の『罪の声』を読んだ。2016年に講談社より刊行された長編サスペンス小説だ。2016年度週刊文春ミステリーベスト10国内部門第1位、第7回山田風太郎賞を受賞しており、2020年には映画(小栗旬、星野源)が公開される予定だ。映画の予告をテレビで観て…
阿川大樹の『終電の神様』を読んだ。2017年に実業之日本社文庫より刊行された短編小説集で、「化粧ポーチ」、「ブレークポイント」、「スポーツばか」、「閉じない鋏」、「高架下のタツ子」、「赤い絵の具」、「ホームドア」の7編が収録されている。どこでこ…
吉田修一の『続 横道世之介』を読んだ。2019年2月に中央公論社より刊行された長編小説で、7年前に読んだ『横道世之介(2009年刊行)』の続編にあたる。以下の概要はAmazonより: バブルの売り手市場に乗り遅れ、バイトとパチンコで食いつなぐこの男。横道世之…