2018-01-01から1年間の記事一覧
貫井徳郎の『乱反射』を読んだ。2009年に朝日新聞出版より刊行され、第63回(2010年)日本推理作家協会賞長編及び連作短編部門を受賞し、第141回(2009年)直木三十五賞候補作となった長編小説だ。2018年9月22日にテレビ朝日系で放送されたメ~テレ開局55周年記…
藤村いずみの『あまんじゃく』を読んだ。2004年に早川書房より刊行された連作短編の医療サスペンス小説だ。「コンプライアンス」、「フルコンタクト」、「パターナリズム」、「DOT」、「メディカル・アクシデント」、「プライベート・リベンジ」、「GO…
薬丸岳の『Aではない』を読んだ。2015年に講談社より刊行され、第37回吉川英治文学新人賞(2016年)を受賞した長編小説だ。9月21日にテレビ東京でドラマが放送され録画したが、それを観る前に原作を読みたくてようやく今になった。以下の概要はAmazonより: …
和田竜の『村上海賊の娘』を読んだ。2013年に新潮社より刊行され、第35回吉川英治文学新人賞(2013年)と第11回本屋大賞(2014年)を受賞した 歴史長編小説だ。以前より読みたいと思っていた本で、ようやく読むことができた。以下の概要はWikipediaより: 主人公…
いやぁ、やっぱり冬はこたつだよね。とうとう買ってしまいました。
冷凍していたごはんを電子レンジで解凍し、温めたが少し冷たかったので、さらに30秒ほど温めていた。すると突然「バチッ」という大きな音がして止まってしまった。もう23年も使っていたので寿命だ。よく頑張った。ということで、アマゾンで電子レンジ「アイ…
池井戸潤の『下町ロケット ヤタガラス』を読んだ。2018年10月に小学館より刊行されたシリーズ第4弾の長編小説で、8月に読んだ『下町ロケット ゴースト』の続編だ。10月14日から始まったドラマにはどうにか間に合ったよかった。第3弾の「ゴースト」では、佃製…
約5年半前に購入した Buffalo NAS(LinkStation LS-VL 2TB)でエラーが頻発するようになった。パソコンのバックアップと消えても大丈夫なデータ(ダウンロードしたファイル)しか入れていないので、突然壊れても何ら問題ないのだが、念のために新しいNASを購…
本多孝好の『dele(ディーリー)』を読んだ。2017年に角川書店より刊行された連作短編小説だ。「ファースト・ハグ」、「シークレット・ガーデン」、「ストーカー・ブルース」、「ドールズ・ドリーム」、「ロスト・メモリーズ」の5編が収録されている。20…
恩田陸の『蜜蜂と遠雷』を読んだ。2016年に幻冬舎より刊行された長編小説で、2017年に第156回直木三十五賞と第14回本屋大賞をダブル受賞した。しかも本屋大賞は2回目の受賞となる(第2回本屋大賞『夜のピクニック』、読んだのは7年前だ)。以下の概要はAmazo…
今村昌弘の『屍人荘の殺人』を読んだ。2017年に東京創元社より刊行された長編ミステリー小説だ。第27回(2017年度)鮎川哲也賞を受賞した作品で、その他「このミステリーがすごい!2018年版 第1位」、「週刊文春ミステリーベスト 第1位」、「2018本格ミステ…
岩木一麻の『がん消滅の罠 完全寛解の謎』を読んだ。2017年に宝島社より刊行された長編ミステリー小説で、第15回(2016年)『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した作品だ。4月にはTBS系列でドラマが放送され録画したのだが、原作を読むまでは観るのを我慢…
さくらももこの『もものかんづめ』を再読した。1991年に集英社より刊行されたエッセイだ。最初に読んだのはもう27年前になるだろうか…。ちなみに『さるのこしかけ』と『たいのおかしら』は7年前に図書館で借りて読んでいる。1989年8月からアメリカのボストン…
池井戸潤の『オレたちバブル入行組』を読んだ。2004年に文藝春秋より刊行された「半沢直樹シリーズ」第1弾の長編小説だ。2011年にシリーズ第2弾の『オレたち花のバブル組』を先に読んでしまい、2013年にはテレビドラマ「半沢直樹」を観てしまったので、読む…
池井戸潤の『下町ロケット ゴースト』を読んだ。2018年7月小学館より刊行されたシリーズ第3弾の長編小説だ。この秋には第4弾『下町ロケット ヤタガラス』の発売と、テレビドラマが放送される予定となっており、どちらも楽しみだ。以下の概要はAmazonより: …
池井戸潤の『花咲舞が黙ってない』を読んだ。2017年に中公文庫より刊行された花咲シリーズの第2弾となる連作短編集だ。6年半前に読んだ『不祥事』の続編にあたる。「たそがれ研修」、「汚れた水に棲む魚」、「湯けむりの攻防」、「暴走」、「神保町奇譚」、…
吉田修一の『ウォーターゲーム』を読んだ。2018年5月に幻冬舎より刊行された「鷹野一彦シリーズ」第3弾となる長編産業スパイ小説だ。第1弾は『太陽は動かない』、第2弾は『森は知っている』である。時系列としては第1弾の続編にあたる。以下の概要はAmazonよ…
宮下奈都の『羊と鋼の森』を読んだ。2015年に文藝春秋より刊行され、第154回直木賞候補作に選ばれ、2016年には第13回本屋大賞で大賞に選ばれた長編小説だ。2018年6月には、山﨑賢人や上白石萌音・萌歌姉妹出演の映画が公開されている。本屋大賞作品なのでい…
海堂尊の『アクアマリンの神殿』を読んだ。2014年に角川書店より刊行された長編小説だ。以下の概要はAmazonより: 桜宮市にある未来医学探究センター。そこでたったひとりで暮らしている佐々木アツシは、ある深刻な理由のため世界初の「コールドスリープ」技…
朝から天気が良い。もうすぐ梅雨入りになるらしく貴重な晴れ間だとテレビで言っていたので、久しぶりに自転車に乗ることにした。完全に夏モードのウェアで、いつもだったら日焼け防止のアームカバーとレッグカバーを使用するのだが、随分くたびれてきたので…
東野圭吾の『魔力の胎動』を読んだ。2018年3月にKADOKAWAより刊行された連作短編ミステリー小説だ。「あの風に向かって翔べ」、「この手で魔球を」、「その流れの行方は」、「どの道で迷っていようとも」、「魔力の胎動」の5編が収録されている。3年前に読ん…
Appleストアで一昨日注文したiPad(第6世代、32GB、Wi-Fiモデル)が到着した約3年前に購入したたブレット(Huawei MediaPad M1 8.0 LTEモデル SIMフリー)は、CPU性能が低いのか、メモリが1GBしかないのが原因なのか、非常に使い勝手の悪い品物だった。使えば…
4年半前に購入したロジクールのM235の左ボタンが調子悪くなり、分解して接点箇所の摩耗をセロテープで補強して使用していたが、中央ボタンも調子悪くなった。1100円で購入したもので、よく頑張ってくれたと思う。ということで新しいマウスを購入した。新しい…
中山七里の『ヒポクラテスの憂鬱』を読んだ。2016年に祥伝社より刊行された連作短編のミステリー小説で、先月読んだ『ヒポクラテスの誓い』の続編にあたる。「堕ちる」、「熱中(のぼ)せる」、「焼ける」、「停まる」、「吊るす」、「暴く」の6編が収録され…
阿川佐和子の『正義のセ』を読んだ。2013年に角川書店より刊行された長編(連作?)小説だ。今週より吉高由里子主演のドラマが放送されるのを知り、読んでみた。以下の概要はAmazonより: 子供の頃から正義感が強かった凛々子。晴れて念願の検事となり意欲に…
蒼井碧の『オーパーツ 死を招く至宝』を読んだ。第16回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞を受賞し、2018年に宝島社より刊行されたミステリー小説だ。「十三髑髏の謎」、「浮遊」、「恐竜に狙われた男」、「ストーンヘンジの双子」、「エピローグ」の連作…
ようやく春らしい陽気になってきた。桜はまだ五分咲きぐらいだが、柏尾川周辺では花見客でにぎわっている。ということで、早速自転車で出かけてみた。前回乗ったのは昨年の6月なので、実に9か月ぶりだ。かなりサボってしまった。その他の写真を参照するには…
熊本・八代にいる甥(妹の息子)の結婚式に招待された。姪の結婚式以来の帰省なので、実家に帰るのは1年9か月ぶりとなる(3/17~3/19滞在)。結婚式と披露宴はエルセルモ八代で行われた。陽気もようやく春めいてきて、なかなかの挙式日和ではなかっただろう…
中山七里の『ヒポクラテスの誓い』を読んだ。2015年に祥伝社より刊行された連作短編集で「生者と死者」、「加害者と被害者」、「監察医と法医学者」、「母と娘」、「背約と誓約」の5編が収録されている。以下の概要はAmazonより: 栂野真琴は浦和医大の研修…
小川糸の『キラキラ共和国』を読んだ。2017年に幻冬舎より刊行された長編小説で、1年半前に読んだ『ツバキ文具』の続編にあたる。本書は新聞広告で知ったのだが、題名だけでは『ツバキ文具』の続編だとは思わなかった。以下の概要はAmazonより: 「ツバキ文…