2011-01-01から1年間の記事一覧
佐藤多佳子の『しゃべれども しゃべれども』を読んだ。1997年に新潮社から刊行され、1998年に第11回山本周五郎賞の候補となった小説だ。ラジオドラマ(1999)・漫画(2007)・映画(2007)化されており、映画では国分太一、香里奈が出演している。この小説は、図書…
2011年の総括だ。今年は寒くなってからさっぱり乗らなくなってしまったが、記録的には2007年の距離、2009年の回数に迫る勢いだっただけにほんのちょっとだけ残念だったかな。 走行回数:25 回 積算距離:1847.9 Km 最長走行距離:129.3 Km (戸塚⇔元箱根)、…
先日購入した無線LANルータ WZR-HP-G450Hの性能が出ない。無線LANに接続したPCから有線LANに接続したNASやLinuxのSambaにファイルを転送すると約0.6MB/s程度の速度という信じられない数値だ。最初、有線LAN側の問題かと思ったが、PCを有線LANに接続すると問…
綿矢りさの『かわいそうだね?』を読んだ。2011年10月に文藝春秋より刊行された小説で、「亜美ちゃんは美人」も収録されている。美人芥川賞作家で有名な彼女の5作目の小説だ。先日(10/29)、阿川佐和子が司会するTBS系の番組「サワコの朝」にゲスト出演し、本…
バッファロー「AirStation NFINITI HighPower Giga WZR-HP-G450H」が到着した。スペックは、「450Mbpsの高速通信が可能なIEEE802.11b/g/n準拠のギガビットLAN対応無線LANルータ」だ。私の環境では完全にオーバースペックだ。でも色々と調査していたらこれを…
16年前に購入した洗濯機と乾燥機が調子悪くなったので、新しいのを近所のノジマで購入し、それが先ほど届いた。機種はハイアール(中国)の全自動電気洗濯機(JW-K42F、4.2Kg)で一番安く2万円を切る値段だった。
本日、高校(熊本県立八代高等学校)の同窓会会報が送られてきた。封を切ると福岡ソフトバンクホークス秋山幸二監督の日本一胴上げの写真と野球部OBや同級生のコメントが載った一枚の紙(名前部分は塗りつぶし)が同封されていた。秋山監督は高校の後輩だ。やは…
新井素子の『銀婚式物語』を読んだ。2011年10月に中央公論社より刊行された小説だ。1986年から1988年にかけて角川書店から刊行された『結婚物語』と『新婚物語』の続編にあたる。20数年前に『結婚物語』『新婚物語』を読んでいたので、楽しみにしていた。図…
村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 下巻』を読んだ。1985年に新潮社から刊行され、第21回谷崎潤一郎賞を受賞した村上春樹4作目の長編小説だ。本書は、1988年に新潮文庫から刊行されたものだ。「『ノルウェイの森』(単行本)のあとが…
熊本県立八代高等学校第32回卒業生関東地区忘年会に参加してきた。といっても男子5名、女子6名の参加だったので、それほど大がかりなものではない。面識あるのは一人だけ、他は初対面といったメンバーだ。ま、暇だしなんとかなるだろう、ということで参加し…
村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 上巻』を読んだ。1985年に新潮社から刊行され、第21回谷崎潤一郎賞を受賞した村上春樹4作目の長編小説だ。本書は、1988年に新潮文庫から刊行されたものだ。「世界の終り」という話と「ハードボイル…
パナソニックの「DIGA DMR-BWT510-K [ブラック]」を購入した。スペックは「USB HDD録画などに対応した3D対応ブルーレイDIGA(500GB HDD)」で2番組同時録画できる。昨年11月、このアパートにケーブルテレビが導入されてアナログ機器でもデジタル放送(デジア…
吉田修一の『ランドマーク』を読んだ。2004年に講談社より刊行された長編小説だ。本の紹介に以下のような文章がった。 「倒壊の陰にある希望、裏切りと同意語の救済。閉塞と共存する解放、虚構に身を隠す現実。」関東平野のど真ん中、開発途上の大宮の地にそ…
井上靖の『あすなろ物語』を読んだ。1953年の小説だ。本書は、1996年79刷(1958年文庫初版、1975年33刷改訂)の文庫本だ。正確には〈読み直した〉だが、前回最後まで読んだのか記憶があやふやだ。何故この本を購入しようと思ったのかも記憶にない。主人公梶鮎…
太宰治の『人間失格』を読んだ。1948年の中編小説で、『走れメロス』、『斜陽』に並ぶ代表作の一つとして挙げられている。本書は1997年26版(1989年初版)の角川文庫だ。死の直前に書いた短編「桜桃」も収録されている。以前ケーブルテレビで生田斗真主演の映…
太宰治の『ヴィヨンの妻』を読んだ。1947年に筑摩書房から刊行された短編小説だ。この図書館から借りてきた本は、2009年7版(1998年初版)の角川文庫で、「パンドラの匣」、「トカトントン」、「眉山」、そして未完の遺作「グッド・バイ」が収録されている。先…
読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3298ページ ナイス数:751ナイス
湊かなえの『贖罪』を読んだ。2009年に東京創元社から刊行された、章毎に主人公が変わる独白形式の連作短編小説だ。2012年1月にWOWOWにて小泉今日子・蒼井優・小池栄子・池脇千鶴出演でドラマが放送予定らしい。
池井戸潤の『オレたち花のバブル組』を読んだ。2008年に文藝春秋から刊行され、第22回山本周五郎賞候補になった金融小説だ。本書は、オレバブシリーズの第2弾だ。第1弾の『オレたちバブル入行組』を先に読むつもりでいたが、たまたま図書館で見つけ、これを…
湊かなえの『少女』を読んだ。2009年に早川書房から刊行され、『告白』に次ぐ著者2作目の書き下ろし小説だ。「ヒューマンミステリーに位置付けされている」らしい。主人公は高校2年の<由紀>と<敦子>の親友同士の二人だ。二人は、夏休み前に転入してきた…
池井戸潤の『空飛ぶタイヤ』を読んだ。2006年に実業之日本社から刊行され、2007年に吉川英治文学新人賞候補および第136回直木三十五賞候補になった長編経済小説だ。2009年にはWOWOWで仲村トオル主演によるドラマが放送されたらしい。本小説は、2002年に発生…
三浦しをんの『まほろ駅前番外地』を読んだ。2009年に文藝春秋より刊行された連作短編集で、第135回直木賞を受賞した『まほろ駅前多田便利軒』の番外編(続編)のようなものだ。また「まほろ駅前狂騒曲」が週刊文春2010年10月28日号から連載中らしい。
今日はボージョレ・ヌーボーの解禁日。早速ダイエーで買ってきた。フランスからはるばるやってきたボージョレ達は華やかなラベルとキャップに着飾り、全員こちらを向き、そして肩を寄せ合い「気をつけ」をしているみたいに陳列棚で綺麗に整列していた。私に…
伊坂幸太郎の『死神の精度』を読んだ。2005年に文藝春秋より刊行され、2004年の第57回日本推理作家協会賞短編部門受賞、2006年に第134回直木三十五賞候補、同年本屋大賞第3位になった連作短編集だ。「死神の精度」、「死神と藤田」、「吹雪に死神」、「恋愛…
吉田修一の『元職員』を読んだ。2008年に講談社から刊行された吉田修一7年ぶりの書き下ろし小説だ。講談社の創業100周年(2009年)を記念した企画「書き下ろし100冊」のうちの一冊らしい。主人公は公社職員でたまった有給をとってタイ・バンコクに旅行に来た。…
村上春樹の『ねむり』を読んだ。2010年に新潮社より刊行された短編小説だ。最初は「文藝界」1989年11月号に掲載され、1990年の短編集『TVピープル』に「眠り」として収録されたものを全面的に改稿、文章的に「ヴァージョンアップ」し、オリジナル版と区別す…
村山斉の『宇宙はなにでできているか』を読んだ。「素粒子物理学で解く宇宙の謎」という副題がついている。2010年に幻冬舎から刊行された入門書だ。内容は、 物質を作る最小単位の粒子である素粒子。誕生直後の宇宙は、素粒子が原子にならない状態でバラバラ…
角田光代の『八日目の蝉』を読んだ。2007年に中央公論新社より刊行され、同年第2回中央公論文芸賞を受賞した小説だ。2010年にはNHK総合にて檀れい・北乃きい出演でドラマ化、2011年には井上真央・永作博美出演で映画化された。この小説は映画の宣伝で知り、…
池井戸潤の『鉄の骨』を読んだ。2009年に講談社から刊行され、第142回直木賞候補となり、2010年には第31回吉川英治文学新人賞を『天地明察』と同時に受賞した長編小説だ。また、2010年にはNHKで小池徹平主演によるドラマが放送された。今年3月にはその再放送…
読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3231ページ ナイス数:602ナイス