上野日記

自分が主人公の小さな物語

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

久しぶりの大雪

昨夜深夜過ぎから降り出した雪は積もり、さらに激しくなったような感じだ。隣の屋根の上には5cmぐらいは積もっているだろうか。 古新聞を出しに外に出たけど、外階段に積もった雪はシャーベット状になり、滑らないように恐る恐る階段を下りた。今年は4年に一…

瀬尾まいこの『幸福な食卓』を読んだ

瀬尾まいこの『幸福な食卓』を読んだ。2004年に講談社より刊行され、2005年に第26回吉川英治文学新人賞を受賞した長編小説だ。2007年には北乃きい主演の映画が公開された。先日(2/18)テレビで放映されたので、映画を観る前に原作を読んでみることにした。瀬…

吉田修一の『横道世之介』を読んだ

吉田修一の『横道世之介』を読んだ。2009年に毎日新聞社より刊行され、2010年度の柴田錬三郎賞を受賞し、同年度の本屋大賞3位に入賞した長編小説だ。2013年には、主人公の横道世之介役に高良健吾、ヒロインの与謝野祥子役に吉高由里子で映画が公開される予定…

重松清の『きみ去りしのち』を読んだ

重松清の『きみ去りしのち』を読んだ。2010年に文藝春秋より刊行された、長編小説(連作短編集かも)だ。1歳になったばかりの息子がある朝目覚めると息を引き取っていた。夫婦は、「なぜ…」と「もしも…」を繰り返し、そして自分達を責めつづけ、悔やむ。夜眠れ…

伊坂幸太郎の『チルドレン』を読んだ

伊坂幸太郎の『チルドレン』を読んだ。2004年に講談社より刊行され、直木賞候補となった連作短編小説だ。2006年にはWOWOWでドラマ(坂口憲二、大森南朋、小西真奈美、三浦春馬、加瀬亮)が放送されたらしい。本書は2007年発行の文庫本だ。「バンク」、「チルド…

藤原和博の『坂の上の坂』を読んだ

藤原和博の『坂の上の坂』をよんだ。2011年にポプラ社より刊行されたビジネス書(自己啓発)だ。本書は新聞広告で知り、副題の「55歳までにやっておきたい55のこと」に惹かれて読むことにした。読んだことはないが司馬遼太郎の『坂の上の雲』がNHKでドラマ化さ…

東野圭吾の『変身』を読んだ

東野圭吾の『変身』を読んだ。1991年に講談社より刊行された長編小説で、本書は1994年発行の文庫本だ。2005年には玉木宏・蒼井優出演による映画が公開されている。不動産屋で部屋を探しに来た主人公は、そこで強盗に拳銃で頭を撃たれる右脳を損傷する。運ば…

池井戸潤の『シャイロックの子供たち』を読んだ

池井戸潤の『シャイロックの子供たち』を読んだ。2006年に文藝春秋より刊行された、銀行を舞台にした連作短編小説だ。都内の銀行のとある支店を舞台に奮闘する銀行マンたちの話だ。たたき上げの副支店長は業績を上げるために部下を容赦なく叱責し、自分の失…

井上靖の『しろばんば』を読んだ

井上靖の『しろばんば』を読んだ。1960年に中央公論社より刊行された、井上靖自身をモデルにした自伝的な長編小説だ。本書は、1994年65刷(1965年初版)の文庫本だ。昨年読み返した『あすなろ物語』と同様に20年近く前に購入したもので、たぶん最後まで読んで…

東野圭吾の『宿命』を読んだ

東野圭吾の『宿命』を読んだ。1990年に講談社ノベルスより刊行された、長編推理小説だ。本書は、1993年発行の文庫本で2008年の69刷だ。2004年にはWOWOWでドラマ(藤木直人、柏原崇、本上まなみ)も放送されている。大学受験を失敗し警察官になった主人公。同時…

1月の読書メーター

読んだ本の数:8冊 読んだページ数:2572ページ ナイス数:495ナイス

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