上野日記

自分が主人公の小さな物語

綾辻行人の『十角館の殺人』を読んだ

綾辻行人の『十角館の殺人』を読んだ。1987年に講談社より刊行された長編推理小説だ。「館シリーズ」の第1弾となる。2024年3月よりHuluでドラマが放送されているらしい。観てみたい。

以下の概要はAmazonより引用:

半年前、凄惨な四重殺人の起きた九州の孤島に、大学ミステリ研究会の7人が訪れる。島に建つ奇妙な建物「十角館」で彼らを待ち受けていた、恐るべき連続殺人の罠。生きて残るのは誰か?犯人は誰なのか?鮮烈なトリックとどんでん返しで推理ファンを唸らせた新鋭のデビュー作品。

半年前に殺人事件が起きた大分の孤島、本館は焼失したが別館の通称「十角館」は残っていた。そこに大学の推理小説(ミステリ)研究会のメンバー7人が合宿をすることにした。そしてメンバーが殺されていく。犯人は誰か…。

ありきたりの展開のような気もしたが、なかなか面白かった。エピローグの最後が理解できず、ネットで検索したら、プロローグと連動していたのね。なるほど。


【2024/04/11追記】ドラマを観た。まあまあ面白かったかな。結末(犯人)を知らずに観たらどうだったろうか。映像化は難しい言われたトリックがようやく実現されたらしい。なるほど、納得。



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