朝倉秋成の『六人の嘘つきな大学生』を読んだ。2021年にKADOKAWAより刊行された長編ミステリ小説だ。2024年11月に映画(浜辺美波、赤楚衛二)が公開された。以下の概要はAmazonより引用: 成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考…
宮部みゆきの『蒲生邸事件』を読んだ。1996年に毎日新聞社より刊行された長編小説だ。1998年にいしだ壱成主演でドラマが放送されたらしい。以下の概要はAmazonより引用: 一九九四年、予備校受験のために上京した受験生の尾崎孝史だったが、二月二十六日未明…
10月というのにもう少しで真夏日という暑さ。1年3ヶ月ぶりに自転車に乗ってみた。昨年は徐々に体を慣らし距離を伸ばしていったが、今日はいきなり江の島を目指すことにした。これが間違いの元だったが…。5年ぶりの江の島だったが、少し様変わりしていたよう…
夕木春央の『サーカスから来た執達吏』を読んだ。2021年に講談社より刊行された長編推理小説だ。以下の概要はAmazonより引用: 「あたし、まえはサーカスにいたの」大正14年。莫大な借金をつくった樺谷子爵家に、晴海商事からの使いとしてサーカス出身の少女…
東野圭吾の『クスノキの女神』を読んだ。2024年6月に実業之日本社より刊行された長編小説で、2020年に読んだ『クスノキの番人』の続編である。以下の概要はAmazonより引用: 神社に詩集を置かせてくれと頼んできた女子高生の佑紀奈には、玲斗だけが知る重大…
万城目学の『ホルモー六景』を読んだ。2007年に角川書店から刊行された、6編の短編小説集だ。「プロローグ」「第一景・鴨川(小)ホルモー」「第二景・ローマ風の休日」「第三景・もっちゃん」「第四景・同志社大学黄龍陣」「第五景・丸の内サミット」「第六…
万城目学の『鹿男あをによし』を読んだ。2007年に幻冬舎より刊行された、長編ファンタジー小説だ。2008年には玉木宏主演でドラマが放送された。残念ながら観ていないが…。以下の概要はAmazonより引用: 「さあ、神無月だ――出番だよ、先生」。二学期限定で奈…
中山七里の『秋山善吉工務店』を読んだ。2017年に光文社より刊行された長編小説だ。以下の概要はAmazonより引用: 「爺っちゃん、あんた一体何者なんだ?」「ただの大工だ」極上の人情ミステリー。 火災で家と主を失った秋山家。残された妻子は亡き夫の実家「…
滝本竜彦の『NHKにようこそ!』を読んだ。2002年に角川書店より刊行された長編小説だ。Wikipediaによるとジャンルは「青春小説」らしい。以下の概要はAmazonより引用: ウワサのノンストップひきこもりアクション小説、登場!ひきこもりの大ベテラン佐藤は気づ…
中山七里の『戦う君の唄を』を読んだ。2015年に朝日新聞出版より刊行された長編小説だ。中島みゆきの「ファイト!」に着想を得て書いた小説で、題名と章題は歌詞からとられている。以下の概要はAmazonより引用: 埼玉県の片田舎・神室町に幼稚園教諭として赴…
東野圭吾の『ブラック・ショーマンと覚醒する女たち』を読んだ。2024年1月に光文社より刊行された、ブラック・ショーマンシリーズ第2弾の連作短編集だ。「トラップハンド」、「リノベの女」、「マボロシの女」、「相続人を宿す女」、「続・リノベの女」、…
米澤穂信の『追想五断章』を読んだ。2009年に集英社より刊行された長編推理小説だ。以下の概要はAmazonより引用: 大学を休学し、伯父の古書店に居候する菅生芳光(すごう よしみつ)は、ある女性から、死んだ父親が書いた五つの「結末のない物語(リドルストー…
綾辻行人の『十角館の殺人』を読んだ。1987年に講談社より刊行された長編推理小説だ。「館シリーズ」の第1弾となる。2024年3月よりHuluでドラマが放送されているらしい。観てみたい。以下の概要はAmazonより引用: 半年前、凄惨な四重殺人の起きた九州の孤島…
黒柳徹子の『トットチャンネル』を読んだ。1984年に新潮社より刊行された自伝エッセイだ。以下の概要はAmazonより引用: いいお母さんになるやりかた、教えてくれるかも知しれない──そうして、一人の少女はNHK専属テレビ女優第1号となり、放送の世界に飛び込…
中山七里の『護られなかった者たちへ』を読んだ。2018年にNHK出版より刊行された長編推理小説で、宮城県警シリーズ第1弾だ。2021年には佐藤健主演で映画化公開され、第45回日本アカデミー賞優秀作品賞をはじめとした多数の部門優秀賞を受賞したらしい。以下…
約6年前に購入したM590の中央ダイヤルが不安定になりだしたので、新しいマウスを購入した。今回も同じロジクールにした。最初Amazonで購入しようかと思ったが、近所のNojimaを探したら値段もあまり変わらないので、即買ってきた。Linuxとの接続も簡単(Blue…
中山七里の『総理にされた男』を読んだ。2015年にNHK出版より刊行された長編小説だ。Wikipediaによるとポリティカル・エンターテインメント小説に分類されるらしい。以下の概要はAmazonより引用: 「しばらくの間でいい。総理の替え玉をやってくれませんか」…
凪良ゆうの『汝、星のごとく』を読んだ。2022年に講談社から刊行され、第20回本屋大賞を受賞した長編小説だ。以下の概要は図書館の内容紹介より引用: 風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂。心に…
東野圭吾の『あなたが誰かを殺した』を読んだ。2023年に講談社より刊行された加賀恭一郎シリーズ第12作の長編推理小説だ。9月に図書館に予約しようやく読むことができた。以下の概要はAmazonより引用: 閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。愛する家族が奪わ…
伊坂幸太郎の『フーガはユーガ』を読んだ。2018年に実業之日本社より刊行された、長編小説だ。以下の概要はAmazonより引用: 伊坂幸太郎史上もっとも切なく、でも、あたたかい。 僕たちは双子で、僕たちは不運で、だけど僕たちは、手強い。双子の兄弟が織り…
あけましておめでとうございますコロナも年も明けたので今年こそ鎌倉の鶴岡八幡宮に初詣に行こうと思っていたのだが、やっぱり面倒くさくなって近所の神社ですませた。
小坂流加の『余命10年』を読んだ。2007年に文芸社より刊行された長編小説だ。2017年には闘病シーンが大幅に加筆・修正された文庫版が刊行された。2022年には小松菜奈と坂口健太郎の主演だ映画が公開され、2023/10/20にテレビ放送された。これで録画をようや…
山本周五郎の『季節の毎街』を読んだ。1962年に文藝春秋より刊行された、長編小説(連作短編集?)だ。読んだのは青空文庫版である。2023年版のドラマがDisny+で配信されているのを見かけ、調べたら企画・脚本・監督が宮藤官九郎なのできっと面白いに違いな…
米澤穂信の『黒牢城』を読んだ。2021年に角川書店より刊行され、第12回山田風太郎賞(2021)、第166回直木三十五賞(2022)、その他ミステリー関連の賞を総なめした、長編時代ミステリー小説だ。以下の概要はAmazonより引用: 本能寺の変より四年前、天正六年の…
宇佐見りんの『推し、燃ゆ』を読んだ。2020年に河出書房新社より刊行され、第164回(2020年度下半期)芥川賞を受賞した長編小説だ。以下の概要はAmazonより引用: 推しが炎上した。ままならない人生を引きずり、祈るように推しを推す。そんなある日、推しが…
昨年1年で6kgも太ってしまったので、5月からダイエットを始めた。とりあえず、ウォーキングと「低糖質ダイエット」を始めたのだが、無理をしたのか数回目のアキレス腱炎になってしまた。そこで自転車を再開してみたのだが、猛暑であまりにもきつくて腰が痛い…
東野圭吾の『レイクサイド』を読んだ。2002年に実業之日本社より刊行された長編ミステリー小説で、2005年に映画「レイクサイド マーダーケース」とし公開された。以下の概要はAmazonより引用: 妻は言った。「あたしが殺したのよ」―湖畔の別荘には、夫の愛人…
カズオ・イシグロの『日の名残り』を読んだ。1989年刊行の長編小説で、日本では1990年に中央公論社より日本語訳が発行された。以下の概要はAmazonより引用: 短い旅に出た老執事が、美しい田園風景のなか古き佳き時代を回想する。長年仕えた卿への敬慕、執事…
連日熱帯夜だったが、今朝は少しだけ涼しかったので、早速早朝サイクリングにでかけた。風が気持ち良い。先日は北鎌倉までだったので、今日は鶴岡八幡宮かなと思いながら走ったが、せっかくだから海を見たい。由比ガ浜まで来たら、江ノ島を目指すかと走った…
水上勉の『雁の寺』を読んだ。1961年に別冊文藝春秋に掲載され、同年第45回直木賞を受賞した小説で、第一部の「雁の寺」に続く「雁の村」、「雁の森」、「雁の死」を加筆して文庫として1974年に出版された。映画化(1962、若尾文子)やテレビドラマ化(1989、か…