上野日記

自分が主人公の小さな物語

2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

佐島をめざして

昨日は関東で夏日を観測した地域もあり横浜も暑かったが、風が強く自転車に乗る気がしなかった。昨日よりは気温は低いが朝からいい天気だったので早速自転車に乗ってきた。いつものように目的地で悩む。80Kmぐらいを目標に地図を眺めていたら「佐島」という…

竹田真砂子の『あとより恋の責めくれば 御家人南畝先生』を読んだ

竹田真砂子の『あとより恋の責めくれば 御家人南畝先生』を読んだ。2010年に集英社より刊行された時代小説で、「第30回新田次郎文学賞」を受賞したというニュースを見て早速借りてきた。竹田真砂子という名は知らなかったので受賞のニュースを見て新人かと思…

国府津をめざして

昨日一日降った雨も深夜にはやんだようで、今日は朝から晴天だった。空気はちょっとひんやりしているが、絶好の自転車日和だ。風もないし、前回のリベンジとして国府津をめざした。ウェアは、ロングパンツの代わりにレーサパンツとレッグウォーマ、腕のアー…

田中好子(スーちゃん)さん亡くなる

元キャンディーズで女優のスーちゃんこと田中好子さんが昨日乳がんで亡くなった。55歳という若さで……、非常にショックだ。昨夜は面白いテレビ番組もなかったので本を読んでいた。10時半過ぎには眠くなったので電気を消して布団に入ったとたんカタカタという…

田中慎弥の『切れた鎖』を読んだ

田中慎弥の『切れた鎖』を読んだ。2008年に新潮社より刊行され、「不意の償い」「蛹」「切れた鎖」の短編が収録されており、第21回三島由紀夫賞を受賞した。また、「切れた鎖」は第138回芥川賞候補になり、「蛹」は第34回川端康成文学賞を当時史上最年少での…

多摩川をめざして

昨日からの雨も上がり朝から快晴だ。ただちょっと気温が低く空気が冷たい。明日からの天気もあんまり芳しくないので自転車に乗ることにした。海方面が続いたので街方面に向かうことにした。悩んだ末に多摩川をめざすことにした。川べりは春うららという感じ…

東野圭吾の『白夜行』を読んだ

東野圭吾の『白夜行』を読んだ。1998年に集英社から刊行された長編ミステリで200万部を超えるベストセラーになっている。私が読んだのは文庫本で2006年第18刷だった。この小説は堀北真希と高良健吾の主演による映画化で知り、図書館に予約を入れたのは1月末…

大磯をめざして

ちょっと風が強いけどいい天気になりそうなので自転車に乗ることにした。天気予報では夏日になるとか言っていたけどどうだったのだろうか。本当は国府津をめざしたのだが、向かい風が強く大磯で力尽きてしまい、大磯をちょっと過ぎたところで引き返した。 海…

長者ヶ崎をめざして

今日もぽかぽか陽気になりそうだったので自転車で出かけることにした。とりあえず長者ヶ崎をめざすことにした。空は雲ひとつない快晴だったで、最初はひんやりとした風だったが、昼ごろから春らしい陽気になり汗ばむほどだった。長者ヶ崎から江ノ島方面の写…

山田克哉の『ゼロからわかる アインシュタインの発見』を読んだ

山田克哉の『ゼロからわかる アインシュタインの発見』を読んだ。「アインシュタインの発見をゼロからわかるように紹介する目的で書かれた」本で、2006年に講談社現代新書から刊行された。章立ては、「第1章 アインシュタインは何を発見したのか?」、「第…

湘南大橋をめざして

8日ぶりの自転車だ。もう少し間をおかずに乗るつもりだったが、しばらく尻が痛かったこととここ数日風が強かったので乗る気がしなかった。今日は風もなくいい天気になりそうだったので、軽く乗ることにした。そして今日は湘南大橋をめざすことにした。午前中…

吉田修一の『パーク・ライフ』を読んだ

吉田修一の『パーク・ライフ』を読んだ。2002年に文藝春秋より刊行され、同年に第127回芥川賞を受賞した小説だ。本書には1998年8月号の『文學界』に掲載された「flowers」も収録されている。パーク・ライフ:主人公の男性が地下鉄で間違って話しかけた見知ら…

三浦しをんの『まほろ駅前多田便利軒』を読んだ

三浦しをんの『まほろ駅前多田便利軒』を読んだ。2006年に文藝春秋より刊行され、第135回直木賞を受賞した小説だ。20代での直木賞受賞は4人目らしい。また、瑛太・松田龍平の共演の映画が2011/4/23に公開される予定だ。東京のまほろ駅前で便利屋を開いている…

三浦しをんの『むかしのはなし』を読んだ

三浦しをんの『むかしのはなし』を読んだ。2005年に幻冬舎から刊行され、同年の名奥賞候補となった短編集だ。日本昔話を現代風に書き替えたらこうなるだろうという物語だ。「ラブレス」(かぐや姫)、「ロケットの想い出」(花咲か爺)、「ディスタンス」(天女の…

石黒浩・池谷瑠絵の『ロボットは涙を流すか』を読んだ

石黒浩・池谷瑠絵共著の『ロボットは涙を流すか ― 映画と現実の狭間 ―』を読んだ。2010年にPHPサイエンス・ワールド新書から刊行された。アンドロイド研究の第一人者が「最新のロボット技術を参照しつつ、そして映画と現実の狭間をさまよいながら、そのよう…

江ノ島をめざして

自転車に乗るのは久しぶりだ。9月26日以来なので半年以上も間があいてしまった。自転車は埃をかぶり、ワイヤーやチェーンがちょっと錆びていた。先日横浜でも桜の開花宣言があり、ようやく春らしい気候になってきた。今日は寒くもなく暑くもなくといった感じ…

三浦しをんの『私が語りはじめた彼は』を読んだ

三浦しをんの『私が語りはじめた彼は』を読んだ。2004年に新潮社より刊行され、2005年に山本周五郎賞の候補になった小説だ。「結晶」「残骸」「予言」「水葬」「冷血」「家路」の連作の短編で構成されている。それぞれ独立した短編ととらえてもいいし、一つ…

© 2002-2024 Shuichi Ueno