上野日記

自分が主人公の小さな物語

角田光代の『対岸の彼女』を読んだ

角田光代の『対岸の彼女』を読んだ。2004年に文藝春秋より刊行され、第132回直木賞を受賞した長編小説だ。

以下はAmazonより:

いじめで群馬に転校してきた女子高生のアオちんは、ナナコと親友になった。専業主婦の小夜子はベンチャー企業の女社長・葵にスカウトされ、ハウスクリーニングの仕事を始める。立場が違ってもわかりあえる、どこかにいける、と思っていたのに……結婚する女、しない女、子供を持つ女、持たない女、たったそれだけのことで、なぜ女どうし、わかりあえなくなるんだろう。女性の友情と亀裂、そしてその先を、切なくリアルに描く傑作長編。第132回直木賞受賞作。

過去にいじめを受け転校し高校時代には親友と自殺未遂を起こし、現在はベンチャー起業の女社長、独身。もう一人は高校時代に仲間はずれにされ、現在は子持ちの主婦。求人募集で女社長の会社に入社した。同い年で同じ大学出身ということで採用が即決まった。主婦の方は夫が子育てに非協力的で、姑との間もうまくいかない。ママ友ともある程度距離を置く。社長は社員から疎ましく思われている。主婦も社長のことを理解に苦しむこともある。

まぁまぁ面白かったのだが、ちょっと私には合わなかったかな。






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