上野日記

自分が主人公の小さな物語

2014-01-01から1年間の記事一覧

百田尚樹の『ボックス!』を読んだ

百田尚樹の『ボックス!』を読んだ。2008年に太田出版より刊行された長編小説だ。2010年には市原隼人主演で映画が公開された。その映画を2012年6月20日に録画したのだが、原作を読んでからと思っていたら2年が過ぎてしまった。以下の概要はAmazonより引用: …

夏川草介の『神様のカルテ3』を読んだ

夏川草介の『神様のカルテ3』を読んだ。2012年に小学館より刊行された長編小説だ。前作の「2」の続編だが、時系列としては1か月程度しか経過していなかったことに驚きながら読み始めた。あらすじはWikipediaより: 内科部長である大狸先生の教え子・小幡先…

重松清の『あすなろ三三七拍子』を読んだ

重松清の『あすなろ三三七拍子』を読んだ。2010年に毎日新聞社より刊行された長編小説で、2014年7月よりフジテレビで柳葉敏郎主演のドラマが始まった。重松清は好きな小説家の一人でこの本も図書館で見かけていたが、題名が変だし、表紙の絵から高校か大学の…

渡辺和子の『置かれた場所で咲きなさい』を読んだ

渡辺和子の『置かれた場所で咲きなさい』を読んだ。2012年に幻冬舎より刊行されたエッセー、人生論・教訓論だ。100万部を超えるベストセラーらしい。1年くらい前に朝日新聞で紹介(日曜日の「読書・売れてる本」欄だったと思うがどのように紹介されていたか…

桜庭一樹の『私の男』を読んだ

桜庭一樹の『私の男』を読んだ。2007年に文藝春秋より刊行され、第138回直木賞を受賞した長編小説だ。2014年に公開された映画は、第36回モスクワ国際映画祭で、最優秀作品賞と主演の浅野忠信が最優秀男優賞を受賞した。その受賞をニュースで知り原作を読んで…

夏川草介の『神様のカルテ2』を読んだ

夏川草介の『神様のカルテ2』を読んだ。2010年に小学館から刊行された長編小説だ。前作を読んだのが2013/2/16で、その続編にあたる。櫻井翔・宮崎あおい主演の映画は2014年3月に公開された。映画の番宣で繰り返し流されていた台詞「医師の話ではない。人間…

東野圭吾の『犯人のいない殺人の夜』を読んだ

東野圭吾の『犯人のいない殺人の夜』を読んだ。1990年に光文社より刊行された短編集だ。「小さな故意の物語」「闇の中の二人」「踊り子」「エンドレス・ナイト」「白い凶器」「さよならコーチ」「犯人のいない殺人の夜」の7編が収録されている。2012年にフジ…

有川浩の『県庁おもてなし課』を読んだ

有川浩の『県庁おもてなし課』を読んだ。2011年に角川書店より刊行された長編小説だ。2013年には錦戸亮・堀北真希出演で映画が公開された。こちらも観たくなった。概要はWikipedaより: 有川浩本人の出身地である高知県を舞台とした小説で、自身が高知県から…

三浦しをんの『舟を編む』を読んだ

三浦しをんの『舟を編む』を読んだ。2011年に光文社より刊行され、2012年に本屋大賞を受賞した長編小説だ。2013年には松田龍平主演で映画が公開された。以下の概要はAmazonより引用: 玄武書房に勤める馬締光也。営業部では変人として持て余されていたが、人…

東野圭吾の『虚像の道化師 ガリレオ7』を読んだ

東野圭吾の『虚像の道化師 ガリレオ7』を読んだ。2012年に文藝春秋より刊行された連作短編の推理小説だ。表題の通りガリレオシリーズの第7弾だ。「幻惑す(まどわす)」「心聴る(きこえる)」「偽装う(よそおう)」「演技る(えんじる)」の4編が収録され…

百田尚樹の『モンスター』を読んだ

百田尚樹の『モンスター』を読んだ。2010年に幻冬舎より刊行された長編小説で、2013年に高岡早紀主演で映画が公開された。文庫本の発行部数は100万部を超えたらしい。あらすじ(Wikipedaより引用): 瀬戸内海に面した人口4万の古い田舎町でレストラン「オン…

重松清の『峠うどん物語』を読んだ

重松清の『峠うどん物語』上下巻を読んだ。2011年に講談社より刊行された連作短編集だ。「かけ、のち月見」「二丁目時代」「おくる言葉」「トクさんの花道」「メメモン」「柿八年」「本年も又、喪中につき」「わびすけ」「立春大吉」「アメイジング・グレイ…

東野圭吾の『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を読んだ

東野圭吾の『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を読んだ。2012年に角川書店より刊行され、第7回中央公論文芸賞を受賞した連作短編集だ。「回答は牛乳箱に」「夜明けにハーモニカを」「シビックで朝まで」「黙祷はビートルズで」「空の上から祈りを」の5話が収録されてい…

木内一裕の『藁の楯』を読んだ

木内一裕の『藁の楯』を読んだ。2004年に講談社より刊行された長編小説で、2013年に大沢たかお・松嶋菜々子出演で映画が公開された。今週金曜日(2014/5/30)にその映画が放送されることを知りさっそく原作を図書館で借りてきた。作者のことは全然知らなかった…

伊坂幸太郎の『死神の浮力』を読んだ

伊坂幸太郎の『死神の浮力』を読んだ。2013年に文芸春秋より刊行された長編小説だ。2005年に刊行された『死神の精度』の続編にあたるが、主人公の死神(人間としての名は千葉)が共通して出ており、物語としての関連性はない。主人公の死神が調査対象の人間…

池井戸潤の『ルーズヴェルト・ゲーム』を読んだ

池井戸潤の『ルーズヴェルト・ゲーム』を読んだ。2012年に講談社より刊行された長編小説だ。2014年4月よりTBSで唐沢寿明主演でドラマが放送されている。どうにか採取会までには間に合ったようだ。以下は裏表紙より: 大手ライバル企業に攻勢をかけられ、業績…

レイモンド・チャンドラーの『ロング・グッドバイ』を読んだ

村上春樹訳、レイモンド・チャンドラー(Raymond Chandler)の『ロング・グッドバイ』(The Long Goodbye)を読んだ。1953年に刊行された長編ハードボイルド小説(ミステリーの要素もあるかな)で、私立探偵フィリップ・マーロウを主人公とする長編シリーズ…

みなとみらい・山下公園をめざして

初夏を思わせるようなぽかぽか陽気だ。もう自転車に乗るしかないなと思ったのは昨日だが、後輪がパンクして出鼻をくじかれてしまった。空気を入れ直し一晩様子を見たが、朝には抜けていた。仕方ないので今朝チューブを交換し、街方面をめざすことにした。ち…

宮部みゆきの『スナーク狩り』を読んだ

宮部みゆきの『スナーク狩り』を読んだ。1992年に光文社より刊行された長編サスペンス小説で、1992年にテレビ朝日と2012年にTBSでテレビドラマ化された。2012年5月14日に放送されたドラマ(伊藤淳史、田中麗奈、柄本明)を録画したが原作を読んでからと思っ…

百田尚樹の『風の中のマリア』を読んだ

百田尚樹の『風の中のマリア』を読んだ。2009年に講談社より刊行された長編小説で、オオスズメバチの働き蜂マリアを擬人化して蜂の世界を描いている。裏表紙のあらすじ: 命はわずか三十日。ここはオオスズメバチの帝国だ。晩夏、隆盛を極めた帝国に生まれた…

iPhone5のケース交換

iPhone5のケースを購入した。今度はバンパーにしてみた。全面に張っていた保護フィルムも剥がしている。滑りがよく快適だ。ただ背面のアルミ部分はキズが付きやすいと思い保護フィルムを買ってきた。どちらもダイソーで購入し、税込みで計216円と安上がりだ…

鎌倉・江の島をめざして

久しぶりの自転車だ。 前回が2013/9/28だったので7か月ぶりだ。せっかくタイヤを交換したのに今日で2回目の走行となった。ソメイヨシノはすでに散り始め、柏尾川沿いを走ると桜吹雪がとてもきれいだった。上記写真は鎌倉・建長寺の桜だ。 鶴岡八幡宮では結婚…

百田尚樹の『「黄金のバンタム」を破った男』を読んだ

百田尚樹の『「黄金のバンタム」を破った男』を読んだ。2010年にPHP研究所より『リング』として刊行され、文庫化で改題されたノンフィクションだ。裏表紙より引用: 打たれても打たれても前に出る男は、こんなにも美しい――敗戦から十余年、十九歳で世界王座…

小路幸也の『東京公園』を読んだ

小路幸也の『東京公園』を読んだ。2006年に新潮社より刊行された長編小説で、2011年には三浦春馬主演で映画が公開され、第64回ロカルノ国際映画祭で金豹賞(グランプリ)審査員特別賞を受賞した。その映画がNHKBSプレミアムで4/1に放送されるのを知り図書館…

東野圭吾の『疾風ロンド』を読んだ

東野圭吾の『疾風ロンド』を読んだ。2013年に実業之日本社文庫より刊行された書下ろしの長編サスペンス(裏表紙には「ミステリー」と書いてあるが…)だ。以下の概要は裏表紙より引用: 強力な生物兵器を雪山に埋めた。雪が解け、気温が上昇すれば散乱する仕…

東野圭吾の『鳥人計画』を読んだ

東野圭吾の『鳥人計画』を読んだ。1989年に新潮社より刊行された長編推理小説だ。本書は2003年に刊行された角川文庫版(1994年の新潮社文庫版に加筆訂正)だ。1990年の第11回吉川英治文学新人賞の候補となった。裏表紙のあらすじ: 「鳥人」として名を馳せ、…

荻原浩の『明日の記憶』を読んだ

荻原浩の『明日の記憶』を読んだ。2004年に光文社より刊行された長編小説で、2005年には第2回本屋大賞2位と第18回山本周五郎賞を受賞し、2006年には渡辺謙主演で映画化もされた。先月その映画が放送された。その番宣で「渡辺謙が原作に惚れ込んで映画化をお…

東野圭吾の『白馬山荘殺人事件』を読んだ

東野圭吾の『白馬山荘殺人事件』をよんだ。1986年に光文社より刊行された長編推理小説だ。あらすじはWikipediaより引用。 原菜穂子の兄が、「マリア様が、家に帰るのはいつか」というメッセージを残して死んだ。彼の亡くなった部屋が密室状態であったために…

NHK「ためしてガッテン」

昨年末(2013/12/14)に参加したNHKの「ためしてガッテン」の実験が本日放送された。参加者が60人と多かったのでどうかと思っていたが、ほんの一瞬だけ映っていた。ラッキー(^^)v。「痛い」と言っている自分に、思わず笑ってしまった…(^^;。

東野圭吾の『マスカレード・ホテル』を読んだ。

東野圭吾の『マスカレード・ホテル』を読んだ。2011年に集英社より刊行された長編ミステリー小説だ。以下Wikipwdeaより: 東京都内で発生した連続予告殺人事件。現場に残された不可解な暗号を解読し、高級ホテル「ホテルコルテシア東京」において次の殺人が…

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