上野日記

自分が主人公の小さな物語

2012-01-01から1年間の記事一覧

東京スカイツリー

先日、大学時代のサークル仲間と飲んだ時にその店にデジカメを忘れた。今日それを取りに行ったのだが、確実に店に人がいるのは16時ということで、その前に東京スカイツリーと東京ソラマチを見てくることにした。東京スカイツリー携帯のカメラで撮ったので画…

大学サークルのミニ同窓会ふたたび

先日20数年ぶりに再会し飲み会をやったばかりなのに、今度は2週間ぶりの飲み会となった。上野の鉄板焼きで大いに盛り上がった。そして、初めての「もんじゃ焼き」だった。湯気でちょっと映りが悪いけど。お好み焼きとどっちを選ぶかというと、お好み焼きかな…

北林一光の『ファントム・ピークス』を読んだ

北林一光の『ファントム・ピークス』を読んだ。2007年に角川書店より刊行された小説で、本書は文庫本(初版2010年)だ。朝日新聞の「売れている本」で紹介されていたので、知らない作者だったが読んでみいと思い図書館に予約した。山に茸狩りに出かけた妻が…

有川浩の『阪急電車』を読んだ

有川浩の『阪急電車』を読んだ。2008年に幻冬舎より刊行された連作短編小説集だ。2011年には、主演に中谷美紀、他に戸田恵梨香・宮本信子・芦田愛菜等の出演により『阪急電車 片道15分の奇跡』として映画が公開された。キャッチコピーは、〈その出会いは偶然…

池上永一『テンペスト<下>花風の巻』を読んだ

池上永一『テンペスト<下>花風(はなふう)の巻』を読んだ。2008年に角川書店より刊行された長編小説の下巻だ。上巻の感想はこちらから。主人公の秘密(寧温と真鶴が同一人物)を知る中国(清国)の宦官を殺し、八重山島に流刑されたところから後半の話が始ま…

金環日食

今日は金環日食だ。「日本の多くの地域で見られる金環日食は932年ぶり」、「金環日食が国内で起きるのは1987年9月23日の沖縄以来、約25年ぶり」らしい。ここ横浜は朝からどんよりとした曇り空で、期待はできなさそうな感じだった。3年前の日食(横浜では部分…

横須賀をめざして

朝から快晴、いい天気だ。月曜の金冠日食の日の天気と入れ替えてくれればいいのにと思えるほどの快晴だ。ま、それは置いといて、自転車に乗ることにした。前回小田原までの90Km超だったので、今日はちょっと短めの観音崎にしようかと思いながら走ったが、疲…

大学サークルのミニ同窓会

東京湯島の焼鳥屋で、大学時代のサークル(マンドリンクラブ)の同級・後輩とのミニ同窓会(単なる飲み会だけど)だった。卒業後2回は定期演奏会を聴きに行っていたので26年ぶりの再会となった。こちらもFacebook経由での再会(後輩)で、同級が愛媛からの東京出張…

池上永一の『テンペスト<上>若夏の巻』を読んだ

池上永一の『テンペスト<上>若夏(うりずん)の巻』を読んだ。2008年に角川書店より刊行された長編小説だ。仲間由紀恵主演で、2011年には舞台化・ドラマ化され、2012年には3D映画化もされている。昨年末、NHK-BSで再放送されたドラマを録画していたが原作…

小田原をめざして

久しぶりの朝から快晴だ。ここ数日続いて不安定な天気も今日は心配しなくてよさそうだ。ということで自転車に乗ることにした。先週は大磯まで走ったので、今日はその少し先までをめざすことにした。気温がそれほど高くならず風がとても気持ちいい。大磯を過…

東京ビッグサイトで開催されたイベントに行ってきた

東京ビッグサイトで開催されたイベントに行ってきた。 日時:2012年5月9日(水)〜11日(金) 会場:東京ビッグサイト 主催:リード エグジビション ジャパン株式会 展示会の開催内容は以下だ。 第21回 ソフトウェア開発環境展 第17回 データウェアハウス&CRM E…

東野圭吾の『聖女の救済』を読んだ

東野圭吾の『聖女の救済』を読んだ。2008年に文藝春秋より刊行された、ガリレオシリーズ第5弾の長編推理小説だ。ガリレオの長編は『容疑者Xの献身』に続く2作目だ。1年以内に子供ができない場合は離婚することが条件だった夫婦。離婚を宣告した夫は東京の自…

大磯をめざして

昨日までの大雨もようやく上がり、今日は朝から晴天だ。しかも「立夏」、つまり今日から夏だ。ということで早速自転車に乗ってみた。やはり、湘南方面だよねと思い、大磯をめざすことにした。大磯港で海を眺めて帰るつもりだったが、道路標識の「大磯城山公…

伊坂幸太郎の『ラッシュライフ』を読んだ

伊坂幸太郎の『ラッシュライフ』を読んだ。2002年に新潮ミステリー倶楽部、2005年に文庫本が新潮文庫より刊行された長編小説で、2009年には堺雅人・寺島しのぶ出演で映画が公開された(今話題の塩谷瞬が特別出演している)。東京芸術大学の映像研究科生たち…

長者ヶ崎、江ノ島をめざして

世間はゴールデンウィーク(GW)真っただ中。GW2日目の今日もいい天気だ。ということで久しぶりに自転車に乗ることにした。気温もぐんと上がり、夏日になるかもしれない、ということで、ウェアは夏ジャージ・メッシュのノースリーブ・アームカバー、下はレー…

渡辺淳一の『弧舟』を読んだ

渡辺淳一の『弧舟』を読んだ。2010年に集英社より刊行された長編小説だ。先日読んだ藤原和博の『坂の上の坂』で紹介されていたので読んでみた。大手企業の役員を務めた主人公は、定年後は妻と楽しくのんびりした第2の人生を考えていた。しかし、いざそうなっ…

学生時代の友達と飲み会

大学卒業以来年賀状の一つも書いたことがなかったけど、Facebookで大学時代の友達と再会したのは、3月の初めだった。その彼とは入学の時初めて声をかわし、大学2年の時からアパートは隣同士だった。先日伊勢佐木町で飲んだ時「あの頃の友達みんなと飲みたい…

伊坂幸太郎の『オーデュボンの祈り』を読んだ

伊坂幸太郎の『オーデュボンの祈り』を読んだ。2000年に新潮社より刊行された、長編ミステリー(推理)小説で、伊坂氏のデビュー作でもある。また同年に第5回新潮社ミステリー倶楽部賞を受賞した。本書は、2003年発行、2010年46刷の文庫本で、文庫化に際し改稿…

クラシックギターの糸巻き修理

数年前に糸巻きの軸(4弦の弦を巻くプラスチック部分)が割れてしまい、今までどうにかごまかしながら使ってきた。いっそのこと修理にでも出してみるかと考えるようになってからもだいぶ時間が経ってしまった。このギターに使用されている糸巻きは、寸法・形・…

VDSLモデム故障で交換(RV-230SEからRV-440NEへ)

1か月前ぐらいからネットワークが突然切れるようになった。うーん、弱ったなぁとか思っていたら、先週ぐらいから頻繁に切れるようになり、とうとう1時間に1分ぐらいしかもたなくなった。ネット回線が切れると電話(ひかり電話)も通じない。土日はそこそこ持ち…

茅ヶ崎をめざして

今日は20℃を超えるポカポカ陽気なるという予報だったので、早速自転車で出かけることにした。ただ、風が少し強く向かい風は精神的にもつらい。とりあえず、茅ヶ崎あたりをめざして走ることにした。相模川河口近くのお稲荷さんの桜が綺麗に咲いていた。もう少…

柏尾川沿いの桜

気温はちょっと肌寒いがいい天気だ。ただ、図書館までの道のりを歩いただけで汗をかいてしまった。その帰り柏尾川沿いの桜を見に行ったら、露店が並び遊歩道は結構な人でにぎわっていた。 戸塚駅西口の再開発はまだ続いている。周りのビルよりも高い2機のク…

ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟2』を読んだ

亀山郁夫訳、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟2』を読んだ。2006年に光文社より刊行された新訳本だ。先月読んだ『カラマーゾフの兄弟1』の第2巻目だ。第1巻を読んだ時「続きを読むかどうか思案中」と書いたが、結局図書館で手に取り借りてきてしま…

源頼朝の墓をめざして

天気もいいし久しぶりに自転車に乗ることにした。1月3日の箱根駅伝復路の観戦以来なので3か月ぶりだ。服装は、上はメッシュのノースリーブ・半袖のヒートテック・夏ジャージ・アームウォーマーで、下は冬用ロングパンツで出かけた。風はちょっと冷たく、…

田中慎弥の『共喰い』を読んだ

田中慎弥の『共喰い』を読んだ。2012年に集英社より刊行された小説で、「共喰い」と「第三紀層の魚」が収録されている。「共喰い」は第146回芥川賞を受賞した。芥川賞受賞時の「もらっといてやる」はテレビで何回も放送され話題になり、本の売り上げに貢献し…

金星と月と木星と

今夜、金星、月、木星が一直線に並ぶという記事を見つけて、何が嬉しいのと思っていた。太陽系が一直線に並ぶのだったらビックリするけど、と。先ほどその記事を思い出し西の空を見てみたらビックリ。すごい。ちょっと乱視が入っているのでぼやけるけど、思…

ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟1』を読んだ

亀山郁夫(1949-)訳、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟1』を読んだ。2006年に光文社より刊行された新訳本だ。〈複雑な構成を持つ長大な作品で信仰や死、国家と教会、貧困、児童虐待、父子・兄弟・異性関係などさまざまなテーマを含む小説である。「思…

東野圭吾の『どちらかが彼女を殺した』を読んだ

東野圭吾の『どちらかが彼女を殺した』を読んだ。1996年に講談社ノベルスより刊行された加賀恭一郎シリーズ第3作の本格推理小説だ。1999年には文庫本が刊行された。ただ、本書には「1997年7月15日第1刷発行、2002年9月27日第15刷発行」と記載されており、ネ…

五木寛之の『親鸞 激動篇』<下>を読んだ

五木寛之の『親鸞 激動篇』<下>を読んだ。2012年に講談社より刊行された長編小説で、2009年に刊行された『親鸞』の続編にあたる。先日上巻を読み、ようやく読むことができた。流刑地・越後での雨乞い念仏で雨が降り親鸞の評判が広がる。越後で8度目の春を…

長嶋有の『ジャージの二人』を読んだ

長嶋有の『ジャージの二人』を読んだ。2003年に集英社より刊行された小説で「ジャージの二人」と「ジャージの三人」が収録されている。「ジャージの一人」という後日譚が『ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ』に収録されているらしい。2008年には堺雅人・鮎…

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