吉田修一の『熱帯魚』を読んだ。2001年に文藝春秋より刊行された短編集で、「熱帯魚」、「グリンピース」、「突風」の3編が収録されている。第124回芥川賞と第23回野間文芸新人賞の候補になった。
以下の概要はAmazonより:
大工の大輔は子連れの美女、真実と同棲し、結婚を目指すのだが、そこに毎日熱帯魚ばかり見て過ごす引きこもり気味の義理の弟・光男までが加わることに。不思議な共同生活のなかで、ふたりの間には微妙な温度差が生じて…。ひりひりする恋を描く、とびっきりクールな青春小説。表題作の他「グリンピース」「突風」の二篇収録。
芥川賞の候補になるくらいなのでそれなりに評価されているのだろうが…。うーん、よくわからないというか、あまり面白くなかった。