中山七里の『境界線』を読んだ。2020年にNHK出版より刊行された長編推理小説で、宮城県警シリーズの2作目で、前作は昨年読んだ『護られなかった者たちへ』である。

以下の概要はAmazonより引用:
女性の遺体が発見された。身分証から、七年前の東日本大震災で行方不明になっていた人物であることが判明した。名前は笘篠奈津美。宮城県警捜査一課警部・笘篠誠一郎の妻だった。笘篠は遺体の待つ現場へ急ぐ。しかし、目にしたのは妻とはまったくの別人だった。笘篠は妻を騙られた怒りを抱えながら個人情報の流出経緯と遺体の身元を探る。しかし、さらに事件が起こり…。
遺体で発見された女性は身分証を偽装していた。また公園で殺された男性も同じく住民票を偽装していた。東日本大震災で行方不明になった戸籍を悪用しているようだと考え、捜査を進めていく。震災で家族をなくした人々の苦悩が描かれている。
最後の展開にはもう少しひねりがほしかったが、まぁまぁ面白かったかな。
