上野日記

自分が主人公の小さな物語

東野圭吾の『あなたが誰かを殺した』を読んだ

東野圭吾の『あなたが誰かを殺した』を読んだ。2023年に講談社より刊行された加賀恭一郎シリーズ第12作の長編推理小説だ。9月に図書館に予約しようやく読むことができた。

以下の概要はAmazonより引用:

閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。愛する家族が奪われたのは偶然か、必然か。残された人々は真相を知るため「検証会」に集う。そこに現れたのは、長期休暇中の刑事・加賀恭一郎。――私たちを待ち受けていたのは、想像もしない運命だった。

別荘地で起きた連続殺人事件。4家族と関係者の15人の内5人が殺され1人が重傷で、犯人は翌日に自首をし逮捕された。犯人の自供からは真相がつかめないため、遺族たちは「検証会」を開いた。遺族の看護師の先輩に金森登紀子がいて、その関係で休暇中の加賀恭一郎が出席することになった。無差別殺人にしてはおかしい、ひょっとしたら共犯者がこの中にいるのではないか…と紛糾する。

こいつが怪しいと思いながら読み進めるも違った。まさかの展開に驚き、さらにその先の結末にも驚いた。さすが東野圭吾、なかなか面白かった。

ただ、残念なのは加賀と金森の関係がどうなっているのか詳細が分からなかったことだ。






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