上野日記

自分が主人公の小さな物語

「Embedded Technology 2012 / 組込み総合技術展」に行ってきた

Embedded Technology 2012 / 組込み総合技術展」に行ってきた。

  • 日時:2012年11月14日(水)〜16日(金) 10:00〜17:00
  • 会場:パシフィコ横浜
  • 主催:一般社団法人 組込みシステム技術協会
  • 企画・推進:株式会社 ICS コンベンションデザイン
  • 協力:日経情報ストラテジー

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ET2012

大学時代の友達の会社が展示しているということで見に行った。彼は15年前に前の会社(日立)を辞め、広島で今の会社に勤めている。1泊でのとんぼ返り、夜は役員の対応で時間がないため、昼間お茶でも飲みながら昔話や近況報告をした。26年ぶりの再会だった。

展示会自体は畑違いでよくわからなかった。

クラウド時代の組込みシステム技術

東京大学 大学院情報学環学際情報学府 教授
坂村 健 氏


撮影禁止だったが、こっそりパチリ…(^^;。

【講演内容】:組込みシステムの位置づけが大きく変化しようとしている。TRONプロジェクトが、開始当初よりゴールとしていた「超機能分散システム」が、現実の視野に入ってきた。組込みシステムもその中で、単体でサービスを行うものから、機能分散システムの中の一つのノードとして全体サービスに寄与するものへ変化するだろう。そのような将来に向けての、今後の組込み開発関連技術・環境の変化について述べる。

ついでと言っては何だが、坂村先生の特別講演が面白そうだったので聞いていた。配布資料がなく、話も早いのでメモを取る暇もなかったが、なかなか面白かった。
特に印象深かったのは、「世界的なコンファレンスに日本人の姿がなくなってきた。このままでは世界にたち遅れる。しっかりしろ」と怒っていたことだった。「私もそろそろ引退しようかと考えていたが、80歳の老人(石原前都知事)があんなに頑張っているから、私ももう少し頑張ることにした。若い人はもっと頑張らないといけない」と。

確かにそうかもしれない。私も頑張るるか…。

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