上野日記

自分が主人公の小さな物語

湊かなえの『望郷』を読んだ

湊かなえの『望郷』を読んだ。2013年に文藝春秋より刊行された、連作短編小説だ。「みかんの花」、「海の星」、「夢の国」、「雲の糸」、「石の十字架」、「光の航路」の6編が収録されて入り、すべて瀬戸内海の架空の白綱島(作者出身の因島がモデルなのだろう)が舞台となっている。

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以下の概要は図書情報より:

愛すること、憎むこと、赦すこと、そして闘うこと…。島に生まれ育った人々の、島を愛し島を憎む、複雑な心模様が生み出す様々な事件。日本推理作家協会賞短編部門受賞作「海の星」ほか傑作全6編。

本作品は推理小説に分類されるらしいが、どちらかというとヒューマンドラマのような感じだ。親子、兄弟姉妹、そして人と人とのつながりの大切さを感じさせられた。とてもよかった。

今年1月4日(初回は2016年9月28日)に放送されたドラマ「望郷」(「みかんの花」、「海の星」、「雲の糸」のオムニバス形式)を録画したので読むことにした。原作にほぼ忠実に映像化されておりとてもよかった。2017年に公開された映画(「夢の国」、「光の航路」)も観てみたい。

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