上野日記

自分が主人公の小さな物語

高田みづえの『高田みづえの相撲部屋おかみさん』を読んだ

高田みづえの『高田みづえの相撲部屋おかみさん』を読んだ。「毎日新聞日曜くらぶ」で「高田みづえのおかみさん日記」として連載(1991/9/1〜1993/3/28)されたものを本として1993年6月に発行したものだ。図書館の検索サービスで何気なく“高田みづえ”と入力したところ、この本がヒットし即予約した。中央図書館の所蔵だったのだが、WEBから予約し、その翌日には戸塚図書館に届いていた。


大関若嶋津松ヶ根部屋*1を興して2年目、新米おかみの奮闘ぶりが綴られている。相撲のしきたりや毎日の稽古、弟子("子供"と表現している)たちの悩みや奮闘ぶり、本場所のドキドキ感、若嶋津との出会いや結婚(編集部に催促されたらしい)、自分の長男長女の話、近所や講演会とのふれあい等々、日々の出来事が78篇に書かれている。1年7カ月の連載で、原稿書きやネタ探しが大変だったらしい。


以前も書いたが、高田みづえとは同い年、彼女がデビューした当初からのファンで、自分の部屋の天井に彼女のポスター(平凡か明星の付録)を貼っていた。「ザ・ベストテン」で五木寛之ファンだと聞いて、それから五木寛之の本を読むようになった。若嶋津と結婚した時は、ちょっとショックだったのを覚えている。
そういうこともあり、この本を読んでいてちょっとドキドキした……(^^;。

*1:松ヶ根部屋の公認サイトだが、個人が管理している私的な応援サイトらしい

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