「情報セキュリティ総合的普及啓発シンポジウム」に行ってきた。2日間の開催だったが申し込んだのは今日だけで、しかもあまり面白くなかったので途中で帰ってきた…(^^;。
- 日時:2011年01月27日(木)、28日(金)
- 会場:有楽町朝日ホール
- 主催:財団法人 日本情報処理開発協会
開催目的(Webより):
情報セキュリティに関連する取組みは、国をはじめ団体あるいは特定非営利団体(NPO)において、それぞれの視点、立場から行われておりますが、企業や組織側の視点にたつと、これらの活動や成果に関する情報が個別に提供されるため、相互の関係や位置付けなどが十分理解されない面もあり、今後はこれらの活動の相互連携も必要とされています。
そこで、昨年度に引き続き第6回として情報セキュリティに取り組む様々な団体が協調して、情報セキュリティに関する総合的なシンポジウムを開催することとなりました。今回は、「クラウド時代における情報セキュリティとソフトウェア資産管理」をテーマとして取り上げて、専門家の方々をお招きしご講演頂くこととしております。
本シンポジウムを開催することにより、各企業において情報セキュリティに対する取り組みを検討する上での一助となることを期待しております。
一般企業が開催する無料のセミナーでは、資料がなかったり自分で印刷して持参したりあったとしてもコピーをホチキスで留めたぐらいだが、今回のような政府となんとなく関連しそうな主催者の場合は、きれいに製本された資料が貰える。どれくらい金がかかっているのは分からないが、年度末なので予算を使い切ろうとしているのではないかと勘繰ってしまう。
クラウドコンピューティングと日本の競争力について
経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課 課長補佐 下田裕和 氏
目次
- クラウドコンピューティングの潮流と新しい社会像
- クラウド市場の発展に向けた課題
- クラウド推進に向けた政策対応
- クラウド時代の経営と情報セキュリティ
クラウドサービスの安全利用におけるチェック事項
クラウドのリスクとセキュリティにおける法律面での留意点
情報ネットワーク法学会(IN-Law) (英知法律事務所) 弁護士 岡村久道 氏
- クラウドに関し法的側面からの検討作業が必要な理由
- 法的観点から検討すべき利害関係者
- どこの国の裁判所で訴訟が起こせるか?
- どこの国の法令がクラウドに適用されるか?
- クラウドベンダ・ユーザ企業間の契約
- 契約内容とカスタマイズ
- 外字対応の問題
- 契約の終了―ポータビリティ等に関する課題
- 情報セキュリティ上の留意点
- クラウドコンピューティングを利用する際の懸念
- 契約違反と救済の問題
- 契約によるコントロールの限界
- USA Patriot Act(愛国者法)
- コンプライアンス等への適合性
- 外国為替及び外国貿易法
- 個人情報保護法とクラウドベンダ
- 個人情報保護法とユーザ企業
- EU95年データ保護指令25条との関係
- カナダ・ブリティッシュコロンビア州 個人情報保護法
- 個人情報保護に関するその他
- データ流出とプライバシー侵害の例
- 著作権侵害とストレージ事業者の責任
- サービス提供事業者と利用範囲に関する選定作業の重要性
- その他の問題
- 不正競争防止法の営業秘密保護との関係
- 情報セキュリティ規格との関係
- その他