上野日記

自分が主人公の小さな物語

湊かなえの『告白』を読んだ

湊かなえの『告白』を読んだ。2008年に双葉社より刊行された小説だ。第一章の「聖職者」は小説推理新人賞を受賞した湊かなえのデビュー作で、第二章「殉教者」、第三章「慈愛者」、第四章「追道者」、第五章「信奉者」、第六章「伝道者」の6章で構成されている。2008年度の週刊文春ミステリーベスト10で第1位に、このミステリーがすごい!で第4位にランクイン、2009年に本屋大賞を受賞した。また、2010年には松たか子主演で映画化もされ、第34回日本アカデミー賞を受賞している。観てみたい。

中学の教師(女性)の娘が学校のプールで事故死した。しかし、事故には不審な点があり追及すると殺されたことが分かった。しかも自分のクラスの生徒が犯人とわかり復習をする。

各章ごとに語り部が代わり、それぞれの立場で事件について、自分の身の上について、動機について話したり、第三者の立場からの状況や関わりを語ったりしている。なかなか読んでいて面白かったし、のめり込んでしまった。最後の2章の展開にはちょっと驚いてしまった。

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