上野日記

自分が主人公の小さな物語

安生正の『生存者ゼロ』を読んだ

安生正の『生存者ゼロ』を読んだ。2013年に宝島社より刊行され、第11回(2012年)『このミステリーがすごい!』大賞の大賞を受賞した長編ミステリー(バイオサスペンス)小説だ。応募時のタイトルは『下弦の刻印』らしい。

以下はAmazonより:

北海道根室半島沖の北太平洋に浮かぶ石油掘削基地で、職員全員が無残な死体となって発見された。救助に向かった陸上自衛官三等陸佐の廻田と、感染症学者の富樫博士らは、政府から被害拡大を阻止するよう命じられた。北海道本島でも同様の事件が起こり、彼らはある法則を見出すが…。未曾有の危機に立ち向かう!壮大なスケールで「未知の恐怖」との闘いを描くパニック・スリラー。2013年第11回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。

北海道根室沖の石油掘削基地の職員全員が無惨な死体となって発見された。それも短時間に死亡したと思われる。新型のウイルスか細菌か・・・。陸上自衛官感染症学者が調査を進めるも原因が分からない。そうするうちに北海道内でも同様の事件が発生する。再び採掘基地を調べると以外な原因が確認された。

読んでいてぞわぞわするような恐怖感を覚えるような内容だった。なかなか面白かった。





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