上野日記

自分が主人公の小さな物語

今村昌弘の『魔眼の匣の殺人』を読んだ

今村昌弘の『魔眼の匣の殺人』を読んだ。2019年に東京創元社より刊行された長編ミステリー小説で、2018年に読んだ『屍人荘の殺人』の続編だ。9か月前に図書館に予約し、ようやく読むことができた。

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以下の概要はAmazonより:

あと二日で、四人死ぬ――
 閉ざされた“匣"の中で告げられた死の予言は成就するのか。
 ミステリ界を席巻した『屍人荘の殺人』シリーズ待望の第二弾!

 その日、“魔眼の匣"を九人が訪れた。人里離れた施設の孤独な主は予言者と恐れられる老女だ。彼女は葉村譲と剣崎比留子をはじめとする来訪者に「あと二日のうちに、この地で四人死ぬ」と告げた。外界と唯一繋がる橋が燃え落ちた直後、予言が成就するがごとく一人が死に、閉じ込められた葉村たちを混乱と恐怖が襲う。さらに客の一人である女子高生も予知能力を持つと告白し――。ミステリ界を席巻した『屍人荘の殺人』シリーズ第二弾。

以前に読んだ『屍人荘の殺人』は、とんでもない展開だったのでかなり期待しながら読んだ。今回も事件現場はクローズド・サークルだ。予言による死者が四人。果たして偶然の死か、それとも殺人事件なのか…、葉村譲と剣崎比留子が推理を試みる。

多少回りくどい内容に少しイライラしながら読んでしまったが、まぁまぁ面白かったかな。


『屍人荘の殺人』は映画化されたらしい、テレビ放送が待ち遠しい…(^^;。


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