上野日記

自分が主人公の小さな物語

ダイエットふたたび

2月にいつもの病院でいつもの血液検査をした。気休めと思いつつも半年に1回の検査だ。結果はいつも通り。酒の飲みすぎで肝機能はダメで、主治医からは酒の量をいつも聞かれる。答えはいつも「そこそこ飲みます」だ。コレステロールは薬で抑えているが、中性脂肪が相変わらず悪い。約20年前の人間ドッグ(35歳)以来中性脂肪は基準値を超えていたのでその数値は筋金入りだ(意味不明)。検査結果を見た主治医の諦めムードもその口調で何となく伝わってくる。昨年読んだ『神様のカルテ3』の女医(小幡先生)を思い出す。主人公の一止とは医療に対する考え方で対立するが、医者も人間なんだということを考えさせられる内容だった。患者も本気にならないと…。

ということで、体重を減らしてみるかと考えたのは2月に入ってからだった。まずはウォーキングの再開。そしてはやはり今評判の低糖質(低炭水化物)ダイエットだ。ウォーキングは距離4〜6Kmを散歩程度の速さ(4Km/h)からウォーキング(6Km/h)を毎日歩くことを目標とした。低糖質は、ごはん・パン・麺類・芋類を極力食べないとした。時期的に寒かったので、野菜・きのこ類を使い、肉は皮なし鶏胸肉、豆腐で鍋系(プチッと鍋、鍋キューブ、ポン酢等)で腹を満たし、朝は野菜たっぷり味噌汁やコンソメスープに溶き卵などで工夫した。

酒は欠かさなかったのでそれほど苦痛ではなかったが、思った以上に成果が表れたのには驚いた。目標は標準体重(BMI=22)の70.5Kgの7Kg減を4か月の計画だったが2か月で達成した。ちょっと頑張りすぎたかなとは思うがこんなもんかな。

ただ気になることもある。毎日ストレッチや筋トレ(握力、腕・肩、腕立て、腹筋、背筋)をしているのだが、腹がプヨプヨだ。体脂肪も20%台と思ったほど減っていない。昔に比べて筋肉量がかなり減っているのだろう。もう少しタンパク質(アミノ酸)を摂取し筋力アップが必要なのかもしれない。

取りあえず、何度もリバウンドしているのでそこだけは気をつけて、せめて次回の血液検査まではこの状態を維持したい。

© 2002-2024 Shuichi Ueno