上野日記

自分が主人公の小さな物語

初めてのカーテン洗濯

昨日の夕方カーテンを閉めたら、そのカーテンから埃がもわもわと広がり西日にキラキラと光りながら舞い落ちるのを見て、ちょっとヤバいかも…。危機感を感じカーテンを洗濯してみた。ひとつ(一対)は18年前に購入したもので、あちこちボロボロになっているので、もう買い替えてもいい代物だ。もうひとつも10年ぐらい前になるのだが、冬場の結露などで湿気を帯びたのか、カビで一部黒くなっている。こちらも買い替えても誰も文句は言わないだろう。


まあ、買い替えるのも勿体ないし、このまま使い続けるのも限界だろう。それじゃと思い初めての洗濯を試みた。カーテン4枚とレースカーテン4枚を4回に分けて洗濯する。洗濯途中に洗濯機の中を覗いてみると、ぐるぐると回るカーテンの周りの水が真っ黒なのに驚く。ひょっとしたらもう1回洗い直した方がいいかもと思うような色だ。思っただけで洗い直しはしなかったけどね。

きょうはいかにも秋晴れといった一日で澄んだ空気であっという間に乾いたカーテンを掛け直すと、部屋の中には秋の清々しさがぱっと広がり、なんとなく明るくなったようなそんな感じがした。洗濯は正解だったかもしれない。

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