上野日記

自分が主人公の小さな物語

東野圭吾の『11文字の殺人』を読んだ

東野圭吾の『11文字の殺人』を読んだ。1987年に光文社から刊行された長編推理小説だ。2011年6月10日に、フジテレビで「東野圭吾3週連続スペシャル」で永作博美星野真里出演でドラマが放映された。録画していたのだが原作を読むまではと思いつつ、すでに2年近くも経てしまった。古本屋で本書を見つけようやく読む気になり、ドラマも見ることができた。


誰かに狙われているとおびえていた恋人が殺された。その事件をたどるうちに1年前の海難事故の関係者が次々と殺される。

何となくこいつが怪しいと思いながら読んでいたら殺されてしまいガッカリしたが、意外な展開と想像もしなかった結末に驚く。いつもながら緻密な設定と動機には驚かされる。なるほどねぇ。

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