上野日記

自分が主人公の小さな物語

本多孝好の『dele(ディーリー)2』を読んだ

本多孝好の『dele(ディーリー)2』を読んだ。2018年に角川書店より刊行された連作短編小説で、「アンチェンジド・メロディ」、「ファントム・ガールズ」、「チェイシング・シャドウズ」の3編が収録されている。昨年読んだ『dele(ディーリー)』の続編にあたる。

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以下は裏表紙より:

『dele.LIFE(ディーリー・ドット・ライフ)』は依頼人が死んだときに動き出す。託された秘密のデータを削除するのが、この会社の仕事だ。所長の圭司の指示を受け依頼人の死亡確認をする祐太郎は、この世と繋がる一筋の縁を切るような仕事に、いまだ割り切れないものを感じていた。ある日祐太郎の妹・鈴が通っていた大学病院の元教授から依頼が舞い込む。新薬の治験中に死んだ鈴。その真相に2人は近づくが…記憶と記録をめぐるミステリ、待望の第2弾。

昨年放送されたドラマが発端で第1弾を読んだが、第2弾をようやく読むことができた。小説とドラマには違うエピソードが描かれていると前回のブログに書いたが、なんと最終話「チェイシング・シャドウズ」はドラマとほぼ同じ内容だった。少し驚いた。ただ、いずれの内容も心温まる話で、なかなか面白かった。

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