上野日記

自分が主人公の小さな物語

黒川博行の『後妻業』を読んだ

黒川博行の『後妻業』を読んだ。2014年に文藝春秋より刊行された長編サスペンス小説だ。2019/1/22よりフジテレビ系で木村佳乃主演のドラマが始まり、原作が黒川博行と知り読んでみた。

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以下の概要はAmazonより:

91歳の耕造は妻に先立たれ、69歳の小夜子を後妻に迎えていた。ある日耕造が倒れ、小夜子は結婚相談所の柏木と結託して早々に耕造の預金を引き出す。さらに公正証書遺言を盾に、遺産のほぼすべてを相続すると耕造の娘たちに宣言した―。高齢の資産家男性を狙う“後妻業”を描き、世間を震撼させた超問題作。

資産家老人を狙った遺産相続詐欺を「後妻業」というらしい。結婚相談所と結託して悪行を働く性悪女、周りにばれないように殺人まで犯す。遺族(老人の娘)に相談された弁護士は遺産の遺留分を取り戻そうとする。弁護士から調査を請け負った興信所の探偵(元刑事)は、ひょっとしたら金になるかもと後妻業たちの過去を調べる。
話しの展開が面白く、ワクワクしながら読んだ。テレビドラマも楽しみだ。



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