上野日記

自分が主人公の小さな物語

川口俊和の『嘘がばれないうちに』を読んだ

川口俊和の『嘘がばれないうちに』を読んだ。2017年にサンマーク出版より刊行されたファンタジー連作短編小説で、「親友」、「親子」、「恋人」、「夫婦」の4編が収録されている。先日読んだ『コーヒーが冷めないうちに』の続編にあたる。

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以下の概要は図書情報より:

愛する人を思う気持ちが生み出した、不器用で優しい4つの「嘘」。不思議な喫茶店フニクリフニクラにやってきた、4人の男たち。どうしても過去に戻りたい彼らの口には出せない本当の願いとは…?過去に戻れる喫茶店で起こった、心温まる4つの奇跡。

コーヒーが冷めないうちに』で謎だった「幽霊になったワンピースの女性」の謎が解けた。なるほど、そう来たか。前回は泣けなかったが、今回は「親子」で思わず涙してしまった。となると、次では「北海道」の謎が解けるのか…。読んでみたくなった。


昨年9月に図書館に予約していたのだが、計算(経過日数と順番の減り具合から算出)では、読めるのは5月になるという予想になったため、こらえきれずにAmazonKindle版を購入してしまった。続編の『思い出が消えないうちに』も買ってしまいそうだ。




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