上野日記

自分が主人公の小さな物語

和田竜の『村上海賊の娘』を読んだ

和田竜の『村上海賊の娘』を読んだ。2013年に新潮社より刊行され、第35回吉川英治文学新人賞(2013年)と第11回本屋大賞(2014年)を受賞した 歴史長編小説だ。以前より読みたいと思っていた本で、ようやく読むことができた。

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以下の概要はWikipediaより:

主人公・景(きょう)、戦国時代に瀬戸内海を席巻した村上水軍の当主・村上武吉の娘である。景は、軍船に乗り瀬戸内の海で狼藉を働く者の成敗など、男勝りの活躍をする。ある日、毛利家から信長に追い詰められ窮地に陥った本願寺を救うため、物資を輸送してほしいという依頼が来る。村上水軍は毛利方に加勢することを決め、景も戦いに身を投じていく。

壮絶な戦の状況が事細かに描写されていて、ドキドキしながら読むことができた。とても面白かった。

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