上野日記

自分が主人公の小さな物語

中山七里の『ヒポクラテスの誓い』を読んだ

中山七里の『ヒポクラテスの誓い』を読んだ。2015年に祥伝社より刊行された連作短編集で「生者と死者」、「加害者と被害者」、「監察医と法医学者」、「母と娘」、「背約と誓約」の5編が収録されている。

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以下の概要はAmazonより:

栂野真琴は浦和医大の研修医。単位不足のため、法医学教室に入ることになった。真琴を出迎えたのは法医学の権威・光崎藤次郎教授と「死体好き」な外国人准教授キャシー。傲岸不遜な光崎だが、解剖の腕と死因を突き止めることにかけては超一流。光崎の信念に触れた真琴は次第に法医学にのめりこんでいく。彼が関心を抱く遺体には敗血症や気管支炎、肺炎といった既往症が必ずあった。「管轄内で既往症のある遺体が出たら教えろ」という。なぜ光崎はそこにこだわるのか――。解剖医の矜持と新人研修医の情熱が隠された真実を導き出す、迫真の法医学ミステリー!

泥酔して凍死した死体、交通事故死の死体、ボートレース中に防波堤に激突して死亡した死体、マイコプラズマ肺炎で病死した死体、腹膜炎で急死した死体は、いずれも事件性もなく簡単に処理されるはずだったが、その遺体を無理やりに解剖する。すると、そこには意外な結果が待っていた。
なかなか面白かった。

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