上野日記

自分が主人公の小さな物語

伊坂幸太郎の『PK』を読んだ

伊坂幸太郎の『PK』を読んだ。2012年に講談社より刊行された中編小説集だ。「PK」「超人」「密使」の3編が収録されている。

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以下の概要は裏表紙より:

人は時折、勇気を試される。落下する子供を、間一髪で抱きとめた男。その姿に鼓舞された少年は、年月を経て、今度は自分が試される場面に立つ。勇気と臆病が連鎖し、絡み合って歴史は作られ、小さな決断がドミノを倒すきっかけをつくる。三つの物語を繋ぐものは何か。読み解いた先に、ある世界が浮かび上がる。

色々な事象が関連して、その時その時の決断を迫られる。確かに勇気と臆病が絡み合っている感じは面白かったが、今ひとつだったかな。残念。

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