上野日記

自分が主人公の小さな物語

東野圭吾の『危険なビーナス』を読んだ

東野圭吾の『危険なビーナス』を読んだ。2016年8月に講談社より刊行された長編推理小説だ。

以下の概要はAmazonより:

弟が失踪した。彼の妻・楓は、明るくしたたかで魅力的な女性だった。楓は夫の失踪の原因を探るため、資産家である夫の家族に近づく。兄である伯朗は楓に頼まれ協力するが、時が経てばたつほど彼女に惹かれていく。

異父弟の失踪と同時に現れた妻と名乗る魅力的な女性、彼女と一緒に弟を探す協力をする。16年前に事故死と判断された母親の死に疑問を持っていた弟。複雑な血縁関係の義父の一家は遺産相続でもややこしい話になっていた。実父が最後に書いた絵、義父の秘密にされた研究が絡み合いストーリー展開の迷路に誘い込まれる。

弟の妻と名乗る女性がいかにも怪しいけど、犯人ではなさそうだ。いやいや東野圭吾だったらあり得るかもと、あれこれ考えながら読んだら、あらビックリ…。それはないよ。まぁまぁ面白かったかな。



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