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上野日記

自分が主人公の小さな物語

重松清の『ロング・ロング・アゴー』を読んだ

重松清の『ロング・ロング・アゴー』を読んだ。2009年に新潮社より『再会』として刊行され、2012年に文庫化で改題された短編集だ。「いいものあげる」「ホラ吹きおじさん」「永遠」「チャーリー」「人生はブラの上を」「再会」の六編が収録されている。

「文庫版のためのあとがき」によると『せんせい。』と合わせて「ふたごのきょうだいのような存在」らしい。『せんせい。』が兄で本書が妹と作者が記している。
以下の概要は裏表紙より:

最後まで誇り高かったクラスの女王さま。親戚中の嫌われ者のおじさん。不運つづきでも笑顔だった幼なじみ。おとなになって思いだす初恋の相手。そして、子どもの頃のイタい自分。あの頃から時は流れ、私たちはこんなにも遠く離れてしまった。でも、信じている。いつかまた、もう一度会えるよね──。「こんなはずじゃなかった人生」に訪れた、小さな奇跡を描く六つの物語。『再会』改題。

大人になった自分が子供の頃を顧みる。子供なりに色々と悩み、そして成長する。主人公たちは40代前後の世代で、ひょっとしたらこれからもう少し頑張れるかもしれない。少し羨ましくなった。

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