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上野日記

自分が主人公の小さな物語

綿矢りさの『ウォーク・イン・クローゼット』を読んだ

綿矢りさの『ウォーク・イン・クローゼット』を読んだ。2015年10月に講談社より刊行された小説で、「いなか、の、すとーかー」と「ウォーク・イン・クローゼット」が修理六されている。

以下の概要はAmazonより:

28歳OL、彼氏なし。素敵な服で武装して、欲しいものを手に入れたい! 女同士、男と女の微妙な友情と人間関係を描く、コミカルでせつなくて少しブラックな魅力全開の2年ぶり最新小説集。
 「ウォーク・イン・クローゼット」:主人公・早希は、28歳、彼氏なしのOL。売り出し中のタレントだりあは幼なじみ。だりあのマンションには、撮影で着て買い取った服がぎっしりの、早希には夢のようなウォーク・イン・クローゼットの部屋があるのだ。そんなふたりの友情のゆくえは…?
 「いなか、の、すとーかー」:陶芸家デビューからわずか3年、石居は、テレビで特集が組まれるほどの人気の売れっ子。東京の美大卒業後、郷里に戻り、工房をかまえ、絵になるロハスな陶芸家生活を送っている。しかし、以前から彼を追う女ストーカー・砂原が工房に現れるようになり、事態はどんどん不穏さを増していき…。

彼女の作品は惰性ですべて読んできたが、いつも物足りなさを感じていた。ただ今回は少し考えを改めなければならないようだ。どちらの作品もストーリ展開が面白く緊迫感も描けていたと思う。今回はなかなか面白かった。



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