上野日記

自分が主人公の小さな物語

八木圭一の『一千兆円の身代金』を読んだ

八木圭一の『一千兆円の身代金』を読んだ。2014年に宝島社より刊行された長編ミステリー小説で、第12回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞を受賞した作品だ。先日フジテレビで香取慎吾主演のドラマが放送された。ドラマを観る前にと思い図書館で借りてきた。

以下の概要はAmazonより引用:

日本政府に突きつけられた驚愕の要求―。「元副総理の孫を誘拐した。財政赤字と同額の一〇八五兆円を支払うか、さもなくば、巨額財政赤字を招いた責任を公式に謝罪し、速やかに具体的再建案を示せ」。前代未聞の要求にマスコミは騒然。警視庁は捜査一課特殊犯係を直ちに派遣し、国家の威信をかけた大捜査網を展開する。やがて捜査陣は、あるブログの存在に行き着くが…。感動と慟哭のラストが待ち受ける“憂国”誘拐サスペンス巨編!2014年第12回『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作。

犯人は、元副総理の孫を誘拐し、日本政府に対し1085兆円の身代金を支払うか財政赤字の謝罪と対策を突き付ける。ミステリー大賞を受賞したので単なる誘拐事件ではないだろうと読み進める。政治的なにおいや作者の思いや主張がかなりちりばめられているような気もしたが、なかなか面白かった。

そしてテレビドラマもまぁまぁだったかな。

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