上野日記

自分が主人公の小さな物語

森博嗣の『詩的私的ジャック』を読んだ

森博嗣の『詩的私的ジャック』を読んだ。1997年に講談社より刊行された長編ミステリー小説だ。「S&Mシリーズ」の第4弾になる。第5弾を先に読んだので本文とは関係ないエピソードが前後して少し混乱してしまった。

以下のあらすじは裏表紙より:

大学施設で女子大生が連続して殺された。現場は密室状態で死体には文字状の傷が残されていた。捜査線上に浮かんだのはロック歌手の結城稔。被害者と面識があった上、事件と彼の歌詞が似ていたのだ。N大学工学部助教授・犀川創平とお嬢様学生・西之園萌絵が、明敏な知性を駆使して事件の構造を解体する。

女子大生の連続殺人事件。しかも密室…。殺人事件なのに密室の意味はあるのかと誰もが悩む。犀川先生はなんか不機嫌で事件へのかかわりを避けたがる。萌絵は相変わらず積極的だ。意外な犯人、意外な動機、意外なトリックと解明はお見事。エピローグの犀川と萌絵のやり取りは面白かった。

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