上野日記

自分が主人公の小さな物語

東野圭吾の『疾風ロンド』を読んだ

東野圭吾の『疾風ロンド』を読んだ。2013年に実業之日本社文庫より刊行された書下ろしの長編サスペンス(裏表紙には「ミステリー」と書いてあるが…)だ。

以下の概要は裏表紙より引用:

強力な生物兵器を雪山に埋めた。雪が解け、気温が上昇すれば散乱する仕組みだ。場所を知りたければ3億円を支払え―そう脅迫してきた犯人が事故死してしまった。上司から生物兵器の回収を命じられた研究員は、息子と共に、とあるスキー場に向かった。頼みの綱は目印のテディベア。だが予想外の出来事が、次々と彼等を襲う。ラスト1頁まで気が抜けない娯楽快作。

スキー場が舞台のサスペンス。以前に読んだ『白銀ジャック』を思い出した。どちらも「いきなり文庫」だ。
二転三転する内容は面白かったのだが、少し物足りなかったかな。

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