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上野日記

自分が主人公の小さな物語

宮部みゆきの『名もなき毒』を読んだ

宮部みゆきの『名もなき毒』を読んだ。2006年に幻冬舎より刊行され、2007年に第41回吉川英治文学賞、第4回本屋大賞第10位を受賞した長編推理小説だ。2003年に刊行された『誰か Somebody』の続編にあたり、この続編「ペテロの葬列」が2010年から地方紙に連載中である。

小泉孝太郎主演で2013年7月8日よりTBS系列でドラマが放送されにあたり、折角だから読んでみようかなと思った。とくに内容など下調べもせずに図書館に予約をした。題名からして殺人事件が起き、刑事役の小泉が事件を解決するのかと勝手に思い込んでいた。全然違っており、しかも過去の思い出シーンが時々登場するのでなんだろうと思い調べたら、シリーズ第2弾と知り愕然となり、テレビドラマは第1と第2の両方がベースになっているのが分かりちょっと凹んでしまった。ま、いいか…w。
主人公は温厚な性格、悪く言えばお人好し。そして頼まれごとに親身になり深入りしてしまう。会社で雇ったアルバイトはトラブルメーカーでクビにしたが逆恨みに翻弄されてします。そして、ひょんなことから連続毒殺事件の遺族と関わりを持ち事件に深入りしてしまう。
小説で話を展開させないと進まないので仕方ないのだが、なんでそこまでお人好しなのだろうとちょっとイライラしながら読み進めたが、途中から面白くなり一気に読み進めてしまった。

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