上野日記

自分が主人公の小さな物語

五木寛之の『親鸞 激動篇』<上>を読んだ

五木寛之の『親鸞 激動篇』<上>を読んだ。2012年に講談社より刊行された長編小説で、2009年に刊行された『親鸞』の続編にあたる。

越後への流刑が決まり名を親鸞に変え、妻恵信と流刑地に出発するところで前作が終わった。本編は、流刑地・越後に到着して1年後から話が始まる。
怪しい祈祷師・外道院金剛に振り回され、地方役人の勢力争いにも巻き込まれる。冷夏干ばつのため雨乞いを依頼されるが「念仏では雨は降らぬ」と断るも、念仏をこの地に伝えるための一歩になるのではないかと雨乞いの祈祷を引き受ける。7日間の念仏を飲まず食わずでやり遂げた親鸞に大きな転機が訪れようとしている。…つづく。下巻が楽しみだ。

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