上野日記

自分が主人公の小さな物語

東野圭吾の『宿命』を読んだ

東野圭吾の『宿命』を読んだ。1990年に講談社ノベルスより刊行された、長編推理小説だ。本書は、1993年発行の文庫本で2008年の69刷だ。2004年にはWOWOWでドラマ(藤木直人柏原崇本上まなみ)も放送されている。

大学受験を失敗し警察官になった主人公。同時に高校時代に付き合っていた彼女とも別れた。彼には子供の頃からの宿命といるライバルがいた。10年ぶりに再会したライバルと高校時代の彼女は夫婦になっていた。殺人事件と過去の怪事件との繋がり、主人公とライバルの運命的な繋がり、そしてそれぞれが背負った宿命、あまりにも意外な結末には驚いた。

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