上野日記

自分が主人公の小さな物語

無線LANの性能が出ない

先日購入した無線LANルータ WZR-HP-G450Hの性能が出ない。無線LANに接続したPCから有線LANに接続したNASLinuxのSambaにファイルを転送すると約0.6MB/s程度の速度という信じられない数値だ。

最初、有線LAN側の問題かと思ったが、PCを有線LANに接続すると問題ない。それなりのギガビットイーサーの性能が出る。ジャンボフレームにすると多少速くなった。

やはり無線LANの問題のようだ。接続を11nから11gにすると54Mbpsで接続し、そこそこの性能が出る。近所には複数の無線LANがあるので混線でもしているのかと思い、チャンネルを変更したりしたがダメだった。「初期不良か? あぁ失敗だったかな」と購入を少し後悔していたところだ。

念のため、ネットで検索していたら、価格.comでWZR-HP-G301NHで性能が出ないというクチコミにヒットした。私とほぼ同じ問題だ。

その回答によるとIntel無線LANチップと相性が悪いことが書かれていた。たしかに私のVAIOノート(VGN-NW70JB)には〈IntelWiFi Link 5100 AGN〉が搭載されている。そして「念のためにドライバをアップデートして見たら」とインテルのURLが紹介されていた。ワイヤレス用インテル ドライバー・アップデート・ユーティリティーのページだった。

そのページの「使用システムに適した最新ドライバの確認」をクリックすると、「現在インストールされているインテル(R) PROSet/Wireless WiFi コネクション・ユーティリティー」のバージョンは「12.4.3.0」で最新は「14.2.0.10」というのが分かった。2バージョンも古い。

早速インストールしてみると、あら不思議、問題解決、うーん。「Windows Update」とか「VAIO Update」でちゃんと通知して更新してほしいよなぁ……。やれやれ。

ただ、本問題とは関係ないが“11a”(5GHz)対応の機種にすべきだったという後悔は残ってしまった。

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