上野日記

自分が主人公の小さな物語

綿矢りさの『勝手にふるえてろ』を読んだ

綿矢りさの『勝手にふるえてろ』を読んだ。2010年に文藝春秋より刊行され、第27回織田作之助賞の候補になった。『夢を与える』から3年ぶりの長編小説だ。1月に図書館に予約(予約数210)し、ようやく読むことができた。


26歳のOLが主人公。同じ会社の営業マンから交際を申し込まれるが、中2の時に同じクラスだった男子を長い間思い続けており、交際を断る。恋愛経験がないことや自分を絶滅危惧種のような女だと色々と悩む。同窓会で再会した片想いの男性には名前も覚えられていなかった。

ひとりで空回りしていて可哀相な女とちょっと冷めた第三者的な感じで読んでいたが、ひょっとしたら自分はどうなんだろうかと考えてしまった。

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