上野日記

自分が主人公の小さな物語

佐藤多佳子の『一瞬の風になれ 第一部 ―イチニツイテ―』を読んだ

佐藤多佳子の『一瞬の風になれ 第一部 ―イチニツイテ―』を読んだ。2006年に講談社より刊行され、第136回直木三十五賞候補、2007年に第28回吉川英治文学新人賞、第4回本屋大賞を受賞した長編小説だ。「第二部 ヨウイ」と「第三部 ドン」の続編がある。また、内博貴福田沙紀らによるテレビドラマもフジテレビ系列で放送された。

中学までサッカーをしていた少年がふとしたことで高校から陸上の短距離を始める青春スポーツ物語だ。サッカーで有名な兄への思いと確執、天才的な天性を備えた同級生の走り、でも長年サッカーで培った脚力は陸上短距離の素質を備えていた。少年は色々と悩みながら成長していく。

まぁ、賞を取っただけに面白くないことはないのだが、ちょっと私には合わないかな。第二部と第三部は機会があったら読んでみようかな。

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