上野日記

自分が主人公の小さな物語

海堂尊の『ジーン・ワルツ』を読んだ

海堂尊の『ジーン・ワルツ』を読んだ。2008年に新潮社から刊行され、2010年度の山本周五郎賞の候補になった長編小説だ。2011年には菅野美穂主演による映画が公開された。

産婦人科の女医が主人公で、産婦人科の医療事故に端を発し、大学病院や地域医療、厚生労働省などの官僚批判等を通して医療現場の問題を提起している。そして、日本の法律では許可されていない代理母出産を絡めたミステリーでもある。肺がん末期の茉莉亜院長がお産の手伝いをする場面ではちょっと涙が出てしまった。映画の配役を見たら浅丘ルリ子だったので、まさに適役だったかもしれない。
図書館をウロウロしていたら、この本が目についた。そういえば菅野美穂の映画だっけと思い、何も考えずに借りてきた。作者の海堂尊という名前も知らなかったのだが、『チーム・バチスタの栄光』の作者と知ったのは帰宅してからだった。テレビドラマ「チーム・バチスタの栄光」は観たことがなく、テレビで放送された映画版は観たことがあるだけだった。また、『ジーン・ワルツ』の裏編に『マドンナ・ヴェルデ』があることもさっき知った。最近テレビドラマを放送していたが、それも観ていない。『マドンナ・ヴェルデ』は機会があれば読んでみたい。

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