上野日記

自分が主人公の小さな物語

山田克哉の『ゼロからわかる アインシュタインの発見』を読んだ

山田克哉の『ゼロからわかる アインシュタインの発見』を読んだ。「アインシュタインの発見をゼロからわかるように紹介する目的で書かれた」本で、2006年に講談社現代新書から刊行された。

章立ては、「第1章 アインシュタインは何を発見したのか?」、「第2章 ニュートンなくしてアインシュタインなし」、「第3章 一般相対性理論 ― 空間も時間も曲がっている」、「第4章 特殊相対性理論」、「第5章 光電効果 ― 光は波でもあり粒でもある」、「第6章 ちょっぴり量子力学」、「第7章 アインシュタインと宇宙」だ。
わかりやすく書いてあるといっても、ちょっとややこしい。大学で量子力学電磁気学は一般教養の講義でちょっと勉強した程度だ。もうほぼ忘れてしまったけど「光電効果」は何となく覚えていた。また、物理学を専攻していたわけではないので相対性理論はもちろん勉強しなかった。アインシュタイン関係はテレビ番組や本を数冊読んだぐらいの知識しかないが、興味をひかれるので読んでみた。
本書は、数式は使わず説明されているので、高校生ぐらい(中学生には難しいか)が読むのに適しているような気がする。そして、大学で物理学を学び将来はノーベル賞も夢ではない……かも。

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