上野日記

自分が主人公の小さな物語

三浦しをんの『まほろ駅前多田便利軒』を読んだ

三浦しをんの『まほろ駅前多田便利軒』を読んだ。2006年に文藝春秋より刊行され、第135回直木賞を受賞した小説だ。20代での直木賞受賞は4人目らしい。また、瑛太松田龍平の共演の映画が2011/4/23に公開される予定だ。

東京のまほろ駅前で便利屋を開いている<多田>のところに、10数年ぶりに出会った高校時代の同級生<行天>がひょんなことから転がりこむ。そしてちょっとした事件を心憎いような方法で解決していく。破天荒な<行天>だが憎めない。<行天>に対して自分の妻子に対して、心に深い傷を負った<多田>は癒されていったようだ。
テレビのヒューマンドラマを観ているような感じがして、なかなか面白かった。『まほろ駅前番外地』という続編もあるらしいので、機会があったら読んでみたい。
この本を図書館から借りた後、ケーブルテレビで映画の宣伝をしていたのを観て映画化されるのを知りちょっとビックリした。<多田>役の瑛太はもうちょっと硬派な俳優が良かったかな。<行天>役の松田龍平はぴったりかもしれない。

映画の設定では、二人は中学時代の同級生になっている、なぜ原作通りの高校時代の同級生にしなかったのだろうか。映画を観ればわかるのかな。

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