上野日記

自分が主人公の小さな物語

石田衣良の『東京DOLL』を読んだ

石田衣良の『東京DOLL』を読んだ。2005年に講談社から刊行された小説で、2004年9月号から2005年2月号にかけて「小説現代」に連載されたらしい。

変わった表紙だなと思いつつ、「石田衣良」だからと何も考えずに図書館から借りてきた。表紙を開いて題名が書いてあるページの裏に「モデル 香椎由宇」というのを見て、「おっ!」と思わず驚いてしまった。たしかにそう言われればそう見えるかな。
天才ゲームクリエータがコンビニでバイトしていた女性をゲームのモデルにスカウトするところから話は始まる。不思議な魅力を持つその女性に次第に惹かれていく。……。

うーん、それほど面白い小説ではなかった。これって恋愛小説なんだろうか……。

舞台は、昨日セミナーでいった六本木ヒルズなどが出てきたので、ちょっとビックリした。

© 2002-2024 Shuichi Ueno