上野日記

自分が主人公の小さな物語

リチャード・バックの『かもめのジョナサン』を読んだ

五木寛之訳、リチャード・バック(Richard Bach)の『かもめのジョナサン』(Jonathan Livingston Seagull)を読んだ。1970年にアメリカで出版され、日本では1974年6月に新潮社より出版され120万部のベストセラーになったらしい。1973年には映画化もされており、オール・ロケで人間を一切登場させないらしく、どんな作品に仕上がっているのか観てみたいものだ。

先日読んだ五木寛之のエッセイの中にこの本が触れられており、五木氏の訳だという事を知った。その昔、多分この本が発行された頃だと思うが、『かもめのジョナサン』は話題にもなったのでかすかに記憶していた。
自分は他のカモメとは価値観が違うと考えているジョナサン。父カモメ母カモメのいうことも聞かないが考えを改めていく。そして自分の考えを弟子たちに教えていこうとする。

自分らしく生きていこうとうするジョナサンに賛同する人が多いのだろう。たしかに「自分らしさ」は大切かもしれないが、それを周りに受け入れられなかったらどうだろう。「悪魔」と呼ばれちゃ、辛いだろうなぁ。「林住期」を迎えた私はどうすべきか……。

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