上野日記

自分が主人公の小さな物語

「IPA Forum 2010」に行ってきた

IPA Forum 2010に行ってきた。場所は明治会館、東宮御所の隣で青山一丁目駅から御所の隣を歩いたのだが、警官がいっぱい警備をしていた。冷たい雨か人通りも少ない。警官が私に気付いたたのか一斉にこっちを振り向くので、何もやましいことはないのにドキリとする。パトカーもいっぱいいるし何かあったのだろうかと思うほどだった。調べたら「秋の園遊会」だったみたいだ。

明治記念館は高級ホテルのような感じで、ジーパンで入るのは憚れるような気がした。

私が出席したのは「オープンソフトウェア」のセッションだ。

2010年度日本OSS貢献者賞受賞者プレゼンテーション

東京大学 名誉教授 竹内郁雄氏

全体の講評。大変熱のある議論だった。4名を選ぶのに苦労した。

酒徳峰章 氏

日本語プログラミング言語「なでしこ」の開発
開発を始めて10周年。「なでしこ2」を開発中とのこと。現場で役立つツールを作っていく、プログラミングの楽しさや便利さを広く知らせるために執筆活動を続けていく。

須崎有康 氏

1CD Linuxの代名詞であるKNOPPIX日本語版の開発と継続したリリース
今後のプラン:今までの遺産を確保したセキュリティ教材、ディスポーザKNOPPIX

曽田哲之 氏


NetBSDの開発。
たくさんの日本人が開発に参加している。そのうちのの一人、今回は代表として受賞した。

武藤健志


Debian6 Project公式開発者。選ばれた理由はユーザサポートで1958通くらい回答している。

OSS人材の育成と、ITカリキュラムのOSS化〜OSSカリキュラムでグローバル基盤技術者を育てるには〜」

IPA オープンソフトウェア・センター 非常勤研究員 三浦広志 氏


プロジェクタに画像が映らず、あわてるスタッフを尻目に淡々と話す三浦さん。

<講演概要:WEBより>
IPAは、OSSを活用した情報システムを広く普及させることを主眼として、その阻害要因となっている人材不足の問題に取り組んできました。そのため、OSSカリキュラムを策定し、その普及に努めています。
また、OSSカリキュラムは、2009年改訂を行って、OSS利用技術者だけではなく、OSSコミュニティに参加し、OSSの改良とその活用を行うグローバル基盤技術者の育成にも対応してきました。
本講演は、OSS市場の動向をにらみつつ、今後求められるグローバル基盤技術者の必要スキルを明らかにします。そのなかで、OSSカリキュラムの概要と、その活用を通じてこのような技術者を育成するために必要な施策について解説します。

  • ITトレンドとOSS人材ニーズ
  • OSS活用モデルカリキュラムの開発
  • モデルカリキュラムの活用

基盤ソフトウェアとしてはOSSを使うのが当たり前の時代になっている。このため「理解・活用できる人材が、新時代のIT基盤活用の鍵」となっている。

OSS活用の阻害要因は、安定性ではなく利用する人材の不足になっている。2009年度で、38.3%の企業がOSS技術者の不足を感じている。

  • OSS人材育成の課題
    • 体系的な教材が少ない (52.2%)
    • レベル評価のノウハウがない (40.4%)
    • 研修機関が少ない (36.6%)
  • OSSモデルカリキュラム整備

2007年OSS技術教育調査から開始し、2008年にOSSカリキュラムバージョンを発表。2008年より実証支援事業を開始。2009年現場からのフィードバックを受けてカリキュラムの拡充を開始。

「オープンソフトウェアの評価に対する国際的な取組み状況について」

<講演概要:WEBより>
QualiPSo(カリプソ) Board Meetingが開催されているポーランドと繋ぎ、欧州 QualiPSo ネットワークの活動やQualiPSoで開発されたオープンソフトウェアのプロジェクト評価手法であるOMM (OSS Maturity Model)、および製品の評価手法についての紹介を行います。またオープンソフトウェアの評価手法についての国際的な取り組み状況についてのオープンディスカッションを開催します。

  • 本プログラムは聴講しなかった。ごめんなさい。
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