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上野日記

自分が主人公の小さな物語

「第5回クラウドコンピューティングセミナー ビジネスに新たな価値を付与するクラウド基盤」に行ってきた

イベント

第5回クラウドコンピューティングセミナー ビジネスに新たな価値を付与するクラウド基盤―企業が構築すべき「次世代型ITインフラ」の全貌を掴む」に行ってきた。

またまた、クラウド関連のセミナー、今週は2回目だ。

【基調講演】クラウドとビジネス

早稲田大学大学院 情報生産システム研究科 客員教授
公立はこだて未来大学 システム情報科学情報アーキテクチャ学科 特任教授
日本Javaユーザー会(JJUG)会長
日本Androidの会 会長
丸山 不二夫 氏


  • 2007/2からクラウドのセミナー(マルレク)を実施しているらしい。そのセミナーの話の概要。「マルレク」第6回、CloudとSOASOAは誰もいわなくなった。
  • Head in the cloud, foot on the ground.

クラウド受容の現段階>

  • ベンダ:すべての内外の主力ITベンダが、クラウドによるソリューションを提案している。
  • ユーザ企業:コスト削減の魅力は、多くの企業のクラウドに関心を引き続きひきつけている。
  • 一般消費者:日常に、クラウドを……。(書きとれず)

<パブリック・クラウドの日本上陸>

  • 今週、Amazon Salesfoceが日本にデータセンターを設置し運用を開始する。
  • Microsoftは、富士通とAllianceを結び、Azureのサービスを提供する。

クラウドへの現実的なアプローチ>

  • 利用者側:現実に稼働しているシステム。既存のリソースに、クラウドのメリットをどう取り入れることができるか?
  • 提供者側:現実のビジネスでのクラウド利用のシナリオの具体化、現実的アプローチの採用。

クラウドへの現実的なアプローチ>

<社内IT共通基盤へのクラウドの導入>
Google Apps vs. MS Online vs. Lotus Live
Microsoft Online Service:1ユーザ月額290円から使える、「安い、便利、安心」なマイクロソフトクラウドグループウェアクラウドの、もうひとつのホットな戦線。クラウドの導入は、周辺部から進んでいる。

クラウド受容の現在の課題>

  • 仮想化によって物理的なサーバの数を減らし、ITのコストを削減するだけでは不十分
  • 企業の生産性を向上し、企業のビジネスの価値と訴求力を高めるために、ITを利用するという視点が不可欠。(Business Intelligence、 Collaboration、 Business Search)
  • Early Adapterに、大きな先行者利益がある。

クラウド受容のスペクトラム

  • メール、企業内IT共通基盤
  • 企業Webサイトとしての利用
  • 開発・テスト環境としての一時的利用
  • 営業支援・顧客管理
  • 大規模データの解析
  • 災害対策・ディザスタリカバリ
  • 新規事業の迅速な立ち上げ
  • 本体基幹業務

クラウドの受容には、多様な切り口がある。

<主要なクラウドプレイヤー>
Amazonクラウド

  • 既存システムの移行が容易。
  • 新しいサービスの拡大
  • きめこまかな価格設定。

<Microsftのクラウド

  • スケーラブルで柔軟な構成が可能で、既存のシステムとの親和性に優れている
  • パッケージのオンライン・サービス化の展開
  • Allianceによる陣地の拡大。日本での富士通との連携。
  • 3 Screens 1 Cloudというメディア・ビジョン
  • IaaS+PaaS+SaaS
  • クラウド・デバイス: Slate PC、 Windows Phone7

Windows Azure Plat from Alliance

  • Allianceを結んだパートナーのデータセンタに、Azureのサービス提供を可能にする
  • 無制限のスケールとマルチ・テナントの機能を持ったWindowws AzureとAzure SQLのサービスが提供される
  • それはMicrosoftのAzureデータセンタと、同一のものである

Dell eBay Fujitsu HP
Windows 7 Slate と Windows Phone 7
秋はタブレットであふれる?

Googleクラウド

<App Engine for Businessの新しい5つの特徴>

VMwareの立ち位置>

  • かつては、MicrosoftOracleもハードのビジネスには手を出さず、ソフトのパッケージ販売で大きな成功を収めてきた。
  • Googleの強大なクラウド施設

Apple Cloud>

lala:PC不要、直接クラウドから音楽をダウンロードできる

<サービスかのさらなる進展>

  • サイロ化した非行率なハードウェアのシステムからサービス・プロバイダとしてのシステムへ(SOA的アプローチの再評価)
  • ネットワーク上でサービスを提供する、汎用的なソフトウェアの重要性はますます高まる

<コンシューマへのフォーカス>

  • プラットフォームのクラウド・デバイスへのシフト:iPhone、andoroid、ipad、Slate PC
  • コンシューマ中心のビジネス
  • モデルが必要。BtoCではなく、FromBとでもいうべきもの
  • オープンソースとxxx、サービスの「無料化」の潮流

<コミュニケーションと情報の共有>

  • 個人と個人のコミュニケーションと情報の共有への要求がIT技術の最大のドライビング・フォースであり、そうした要求が統合された新しいネットワーク・メディアを形成しつつある。

<ネットワーク上のマーケット>

  • クラウドクラウド・デバイスの時代は、単に新しいネットワーク・メディアの画期となるだけではない。これは、ネットワーク上に新しい市場が形成される画期ともなる。
  • 今後、ネットワーク上のマーケットの創出を通じた、除法の流通だけで内物流ともリンクしたネットワーク上の経済が拡大する。

オラクルのクラウド・コンピューティング・インフラストラクチャ

日本オラクル株式会社 システム事業統括本部 ソリューション統括本部
プリンシパルセールスコンサルタント 下道 高志 氏

8/3の「オラクルが提供するクラウド・コンピューティング・インフラストラクチャ」と同じ内容だった。

クラウド移行に向けて押さえておくべきポイントとは〜ノベルのクラウドソリューションご紹介

ノベル株式会社 営業本部 SEグループ マネージャー 飯田 敏樹 氏


本セッションもどこかで聴いたことのあるような内容だった。

楽天インターネットスケーラブルコンピューティング

楽天株式会社 技術理事 吉岡 弘隆 氏


  • 楽天グループの紹介:楽天市場イーグルスぐらいしか知らなかったけどいっぱいあるのね。楽天市場の国内Webブランド指数は1位を獲得しているらしい。国内流通総額は10年で50倍になり1兆1千億円を突破したそうだ。
  • システム規模:ネットワークのトラフィックは5年で5倍。ただ、サーバの台数は性能が上がる(ムーアの法則)のでそれほど増えてはいないらしい。
  • サービスインフラの変遷:創業期(1997年)は、13店舗で1台のサーバにWeb/App/DBで始めた。現在は31,000店舗・5,140万点と大きくなった。システムも100以上のドメイン、約900インスタンスOrACLE Weblogic ServerやSunFire 25Kで運用している。
  • サービスの開発、運用:稼働率は99.95%を目標としている。プロジェクトは短いもので1週間、長くても3カ月くらい。ブランチ分岐とマージの計画をため依存関係に注意しながら200人で開発している。
  • 仮想化関連技術の利用:XenServerでハードウェア、データセンタ、エネルギーのコストを削減、構築スケジュールの短縮や運用管理工数の削減を行っている。
  • サーバの仮想化:特定サービスの調査を行ったところ、意外と稼働率が低いものが多かった。CPU使用率の低いサーバを仮想化を利用して集約した。これにより、サーバの負荷や設定変更による相互影響を排除した。
  • その他の技術利用
  • インターネットスケーラブルなシステムを構築するときのベストプラクティス:コモディティサーバ+オープンソース+ローカルディスク(ないしはSSD)+アジャイル開発=>圧倒的にスケール素早く構築できしかもコストが安い


【その他】

オラクルのアンケートに答えたら8/3のセミナーと同じものをまたもらってしまった。保温性のあるマグカップと折り畳み傘だ。オークションにでも出そうかな……:-p。

© 2002-2017 Shuichi Ueno