上野日記

自分が主人公の小さな物語

「第29回 神奈川マンドリンフェスティバル」に行ってきた

神奈川県で活動するマンドリン合奏団の年に一度のフェスティバルを聴きに行ってきた。

  • 日時:2010年4月11日(日)12:00〜16:00
  • 場所:横浜市栄公会堂
  • 主催:神奈川マンドリンフェスティバル実行委員会

マンドリンオーケストラの演奏会は10年振りだろうか。会社の後輩が所属しているのを東京まで聴きに行ったことがある。

参加は17団体(「綾瀬マンドリンクラブ」「泉マンドリンクラブ」「マンドリーノ・フェリーチェ」「アンサンブルやおい&れもんの会」「アンサンブル・マーレ」「パローマ・ブランカ」「わかばマンドリーノ」「アンサンブル・青葉」「神奈川マンドリン研究会」「秦野マンドリンクラブ」「湘南マンドリンアンサンブル」「アンサンブル・パストラーレ」「アンサンブル金沢マンドリーノ」「アンサンブル金沢・アマービレ」「マンドリンアンサンブル・アマービレ」「チルコロ・マンドリーノ」「相模原マンドリン倶楽部」)、約450名らしい。

十数人の小さなチームから数十人の大きなチームがあり、どれも素晴らしい演奏だった。ただ、人数が多いと音量もそれなりに大きくなり、打楽器や管楽器が入るとさらに迫力が増していた。見た感じ割と女性が多かったのと、平均年齢もかなり上のような気がした。

「神奈川マンドリン研究会」の全員が立って演奏する演出にはちょっと驚いたが、感動してしまった。マンドラ・マンドセロ・ギターを肩からストラップでつるして弾くのは面白かった。「わかばマンドリーノ」のコンミストレモロは(多分)基本に忠実(腕ではなく手首を動かす)できれいで音量もすごかった。どこの団体は忘れたが、マンドセロを弾いていた男性が口ずさみながら演奏していた。見ていて楽しそうなのが伝わってきた。

最後は、各団体からの代表者が集まった合同演奏だった。

その最後の曲はウィーンフィルニューイヤーコンサートでも有名な「ラデツキ―行進曲」だった。「例の手拍子」がやれてちょっと嬉しかった。なんか楽しそうだったなぁ。きっと今頃は打ち上げをやっている頃だろうか。と書いていたらTwitterで「打ち上げなう」のつぶやきが流れていた。学生の頃、4年間マンドリンクラブに所属してクラシックギターを弾いていた。その頃の楽しかったことや必死に頑張っていたことを思い出し涙が出そうになった。とてもすばらしい演奏会でした。ありがとう。

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